ドイツ連邦共和国
マース・ドイツ外務大臣による安倍総理大臣表敬
平成30年7月25日

(写真提供:内閣広報室)

(写真提供:内閣広報室)
本25日,午後6時10分から約25分間,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のハイコ・マース・ドイツ連邦共和国外務大臣(H.E. Mr. Heiko MAAS, Federal Minister for Foreign Affairs, Federal Republic of Germany)による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,安倍総理大臣から,マース外務大臣の初訪日を歓迎する,先週署名した日EU・EPAは,日本と欧州が自由貿易の旗手として多角的自由貿易体制を守っていくことを明らかにしたものであり,ドイツとも引き続き緊密に連携したい旨述べました。
これに対し,マース外務大臣から,現下の国際情勢にかんがみ,日本とドイツは価値を共有するパートナーであり,今回,初のアジア訪問で最初の国として日本を選んだ,また,先般,日EU・EPA及びSPAが署名されたことにかんがみても時宜にかなった訪問である旨述べました。
2 双方は,北朝鮮問題について,北朝鮮による全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの完全な,検証可能な,かつ,不可逆的な廃棄を求めていくこと,また,国連安保理決議の完全な履行に向け,日独で引き続き連携していくことで一致しました。また,安倍総理大臣から,拉致問題の早期解決への協力を求め,マース外務大臣からドイツとして協力できることがあれば協力したい旨述べました。