ドイツ連邦共和国
日独外相会談
平成30年9月6日



現地時間9月6日午後6時5分(日本時間7日午前1時5分)から約40分間,ドイツを訪問中の河野外務大臣は,ハイコ・マース・ドイツ連邦共和国外務大臣(H.E. Mr. Heiko MAAS, Federal Minister for Foreign Affairs, Federal Republic of Germany)と外相会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭
冒頭マース大臣から,台風による被害及び北海道における地震被害に対するお見舞いの言葉が寄せられ,河野大臣から感謝の意を表しました。
2 二国間・日EU関係
(1)両大臣は,EU加盟を目指す西バルカン諸国の改革支援や域内協力に関する日独連携を進めること,そのために西バルカン担当大使による協議を行うことで一致しました。
(2)両大臣は,日EU・EPAの署名を受け,早期発効に向け双方が努力していくことで一致しました。
(3)また,明年大阪で開催されるG20サミットに向け,日独で協力を強化していくことで一致しました。
3 地域情勢
両大臣は,シリア情勢及びイラン核合意等について意見交換を行いました。
4 国際場裡における協力
(1)両大臣は,国連安保理改革の進展に向け,G4として協力していくことで一致しました。
(2)包括的核実験禁止条約(CTBT)発効促進の気運を高めるために引き続き協力していくことを確認しました。