経済協力開発機構(OECD)

令和8年9月18日

 9月17日、OECDと東南アジアとの連携強化の取組の一環として、OECD-東南アジアAI対話第1回ワークショップが開催されました。
 本ワークショップには、OECDからサラ・レンドルフ・スミス科学技術イノベーション局AI・新興デジタル技術課長他関係者、東南アジア諸国からセリーヌ・メラニー・ディー・フィリピン情報通信技術省次官補、チャイ・ウティウィワチャイ・タイ国立電子・コンピュータ技術センター所長をはじめ、カンボジア、インドネシア、マレーシア、シンガポール、東ティモール、ベトナム、ASEAN事務局のAI政府関係者やAI政策立案者、日本からは花田貴裕外務省経済局参事官、寺村行生総務省国際戦略局情報通信国際戦略特別交渉官他がオンラインで出席しました。

  1. 本会合は、東南アジアにおける「安全、安心で信頼できるAI」エコシステムの共創に向けて、日本政府とOECDが設立した「OECD-東南アジア間のAIに関する定期対話枠組み」の下で、第一回目のワークショップとして開催されました。
  2. 冒頭、花田経済局参事官から、フロンティアAIを始めとしたAIの急速な進化がもたらす影響やリスクに適切に対応しつつ、AIをイノベーションの原動力として活用していくため、信頼できるパートナーと「安全、安心で信頼できるAI」エコシステムを共創する重要性を強調するとともに、広島AIプロセスや日ASEAN・AI共創イニシアティブを通じた連携を一層進めていきたい旨述べました。OECDのレンドルフ・スミスAI・新興デジタル技術課長から、AI政策を形成する上での東南アジアの重要な役割を概説し、対話シリーズを地域における信頼できるAIに関する経験を交換し、協力を強化するためのプラットフォームとして強調しました。
  3. 参加者は、AI規制の各国の現状、金融セクターに焦点を当てたセクター別の枠組み設計や最新の取組について紹介しつつ、広島AIプロセス及びOECDの取組等を踏まえた地域協力の可能性等について意見交換を行いました。今次ワークショップからの洞察は、OECDが今後作成する地域ケーススタディに貢献します。また、今後、本年11月及び来年2月に開催予定の対面会合に向けて、引き続き議論を進めていくことで一致しました。

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