欧州連合(EU)
日・EUビジネス・ラウンドテーブル柵山日本側共同議長等による安倍総理大臣表敬及び提言書の手交


本18日午後2時15分頃から約15分間,安倍晋三内閣総理大臣は,日・EUビジネス・ラウンドテーブル(Business Round Table:BRT)の柵山(さくやま)正樹日本側共同議長(三菱電機株式会社取締役会長),ミハエル・ムロチェクEU側共同議長代理(欧州ビジネス協会会長)(Mr. Michael Mroczek,Chairman of European Business Council (EBC) in Japan)の表敬及び提言書の手交を受けたところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,ムロチェクEU側共同議長代理から,本年のBRT年次会合において採択された日EU両政府に対する提言書が安倍総理大臣に手交されました。
2 次に,柵山日本側共同議長から,日EU・EPAの発効に向けた安倍総理大臣のリーダーシップと,日EU双方の政府関係者の尽力に謝意を表明するとともに,自由貿易体制が堅持され,ビジネスの拡大につながることを期待する,また,本年のBRT年次会合における議論及び提言書の概要について説明するとともに,今後とも日EU両政府が,世界経済の進展に寄与すべく,経済界と力を合わせて諸政策を進めていくことを望む旨述べました。
3 続いて,ムロチェクEU側共同議長代理から,日EU・EPAの重要性を強調するとともに,本日手交した提言書は,日EU間の規制と投資に係る協力強化の道を開くことを目指すものであり,BRTは幅広い分野で日EU間協力を強化していく意向である旨述べました。
4 最後に,安倍総理大臣から,日EU・EPAの発効に向けたBRTの長年の力強い後押しに謝意を表明するとともに,同協定により,日EU双方がウィン・ウィンの関係になっていることをうれしく思う,今後も日EUの経済界と緊密に連携し,日EU関係の更なる発展に取り組んでいきたい旨述べました。
- 1999年に設立された日本とEUのビジネス界の対話の枠組み。年一回,日本とEUで交互に年次会合を開催(本年の年次会合は5月15日にブリュッセルで開催)。
- 日本側共同議長:柵山三菱電機株式会社取締役会長
- EU側共同議長:ストーリー・ロールスロイス社ストラテジック・マーケティング・ダイレクター