自由貿易協定(FTA)/経済連携協定(EPA)

令和2年2月3日

 日EU・EPA発効から1年が経過したことを契機に,1月28日,欧州委員会との間で,同協定発効後(2019年2~9月)の輸入統計(注1)の交換が行われました。

(参考)
 今般交換した貿易統計から試算されるEPA利用率(注2)は,以下のとおりです。

  • 日本からEUへの輸出:34%(EUROSTATから算出)
  • 日本のEUからの輸入:52%(財務省貿易統計から算出(確報値))
  • (注1)日EU・EPAに基づき関税上の特恵待遇を受けた産品の輸入に関する統計を含む。
  • (注2)EPA利用率について
     EPA利用率(PURs)=実際にEPAの特恵関税を利用した輸入額(A)/ 特恵関税の適用対象になり得る品目の輸入額(B)
  • (注3)EU側の輸入統計において,還付手続未了分は反映されていないため,上記計算式の(A)に含まれません。また,EUには,EU域内での加工を目的とした輸入品について,加工後にEU域外に輸出する場合は関税を課されない制度(inward processing procedure)があり,この制度に該当するものは上記計算式の(A)及び(B)のいずれにも含まれません。
  • (注4)日本側の輸入統計について、輸入者側が誤った統計番号で申告していた等の理由から、申告内容に修正が生じる可能性があります。

自由貿易協定(FTA)/経済連携協定(EPA)へ戻る