経済協力開発機構(OECD)

平成30年3月7日

 国際機関である経済協力開発機構(OECD)は東南アジアをそのアウトリーチ活動の戦略的優先地域と位置づけ,日本のOECD加盟50周年に当たり,日本が議長国を務めた2014年のOECD閣僚理事会にて安倍総理と東南アジアの閣僚の出席の下,OECD東南アジア地域プログラム(SEARP)を発足させました。SEARPは租税,投資,教育・スキル,中小企業,規制改革,持続可能なインフラ,貿易,イノベーション及びジェンダーの9つを協力分野とし,OECD,OECD加盟国及び東南アジア諸国が,各分野での政策対話を通じて最新の知見やベストプラクティスを共有し,相互学習することで,東南アジア諸国の国内改革と東南アジアの地域統合を支援することを目的としています。
 日本はこれまで約3年間インドネシアとともにSEARPの共同議長を務めてプログラムをリードし,今年3月にその任期を全うするに当たり東京でSEARP閣僚会合を開催することとしました。本会合では,SEARPのこれまでの活動と成果を振り返るとともに,「包摂的なASEAN」の議題の下,OECD加盟国及び東南アジア諸国の閣僚並びに国際機関・地域機関の長を交えてASEANにおける連結性(貿易・投資の推進,質の高いインフラ整備等)や包摂的な参加(グローバル化・デジタル化された社会における人材育成,ジェンダー,中小企業等)等について,議論が行われる予定です。
 東南アジア関連の企業の関係者や研究者の方々,東南アジアの経済・社会,OECDにおける成長に関する最新の議論に御関心のある方々におかれては,是非とも御参加ください。

日時

 平成30年3月8日(木曜日) 9時30分~16時45分(開場・受付開始8時30分)

会場

 東京プリンスホテル2階・プロビデンスホール

主催

 外務省

共催

 経済協力開発機構(OECD)

定員

 200名程度

参加費

 無料(ただし,事前の登録が必要です。「出席登録フォーム(Word)」によりお申込みをお願いいたします。申込みが定員を超えた場合には抽選とさせていただきます。)

プログラム 日・英同時通訳付

9時30分 開会セッション
10時20分 セッション1 「包摂的なASEAN:連結性を通じた包摂性」
12時40分 昼食休憩
14時00分 セッション2 「包摂的なASEAN:参加を通じた包摂性」
16時20分 閉会セッション

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