経済上の国益の確保・増進

令和5年12月5日
デポルトNAMMCO事務局長と握手しながら記念撮影をする高村政務官
高村政務官とデポルトNAMMCO事務局長の懇談の様子

 12月5日、午後3時から約20分間、高村外務大臣政務官は、訪日中のジェネビエブ・デポルト北大西洋海産哺乳動物委員会(NAMMCO)事務局長(Dr. Geneviève Desportes, General Secretary of North Atlantic Marine Mammal Commission)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、高村政務官から、デポルトNAMMCO事務局長の訪日を歓迎するとともに、日本はNAMMCOと同様に、鯨類を含む海洋生物資源の持続的利用を支持する立場として、今後ともNAMMCOとの協力関係を強化していきたい旨述べました。
  2. これに対し、デポルト事務局長から、鯨類の生態資源調査をはじめ、NAMMCOに対する科学的知見に基づく日本による積極的な貢献に対し謝意の表明があり、今後も日本と協力して取り組んでいきたい旨述べました。
  3. 両者は、国際的な海洋生物資源の管理に貢献すべく、科学的知見の交流をはじめとして、引き続き協力していくことを確認しました。
(参考)北大西洋海産哺乳動物委員会(NAMMCO)

 NAMMCOは、北大西洋における海産哺乳動物の保存、合理的管理及び研究を目的として、1992年に設立された国際機関(本部:トロムソ市(ノルウェー))。日本はNAMMCO設立当初からオブザーバーとして関与してきており、国際的な海洋生物資源の管理に貢献すべく、日本が実施した鯨類資源調査から得られた情報をNAMMCOに提供してきている。
(加盟国・地域:ノルウェー、アイスランド、グリーンランド、フェロー諸島。オブザーバー参加実績国:日本、デンマーク、米国、カナダ、ロシア、セントルシア)

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