食料安全保障
国連食糧農業機関(FAO)で活躍する,日本人職員を招いてのキャリアセミナー(結果)
令和元年12月25日
- 12月23日(月曜日),外務省において,国連食糧農業機関(FAO)で活躍する,日本人職員を招いてのキャリアセミナーを開催しました。セミナーには,FAOでの勤務に関心を持つ学生,研究者,社会人等約70人が参加しました。
- FAOは,食料・農林水産分野における国連専門機関の筆頭機関として,持続可能な開発目標(SDGs)の中核をなす,世界の飢餓と栄養不良の撲滅に向けて活動しており,現在,約60名の日本人職員が働いています。このセミナーは,FAOにおける勤務機会について広く紹介することを目的として,外務省と農林水産省,FAO駐日連絡事務所の共催により実施したものです。
- セミナーでは,牧野由佳FAO森林局チームリーダー,青木健太郎FAO気候変動生物多様性土地水資源局自然資源技術専門員,三井実歩FAO人事部上級人事官が講演を行い,自身の経験や求める人材像,採用制度等について説明がありました。続いて,外務省国際機関人事センターから,若手日本人の国際機関への就職を後押しするJPO派遣制度を中心に紹介しました。
- その後,登壇者と参加者の間で,FAOでの勤務に必要とされる専門性や職務経験等について,活発な質疑応答が行われました。