G7
G7カナナスキス・サミット
セッション5「強く、主権を有するウクライナ」概要
令和7年6月17日

現地時間6月17日10時20分(日本時間18日1時20分)から約80分間、石破茂内閣総理大臣は、G7カナナスキス・サミットのセッション5「強く、主権を有するウクライナ」に出席したところ、概要は以下のとおりです。
- 石破総理大臣から、ロシアによる攻撃に日々勇敢に立ち向かうゼレンスキー大統領、ウクライナの人々に敬意を表する旨述べるとともに、早期の全面停戦、ひいては公正かつ永続的な平和の実現のために、ロシアに前向きかつ具体的な行動を迅速にとらせる必要があり、引き続きG7の結束・連携が重要である旨を指摘しました。石破総理大臣から、ロシアによる侵略のインド太平洋への影響について言及し、多くの国から賛意が示されました。
- ウクライナ支援に関し、石破総理大臣から、本年10月22日に東京で開催する閣僚級の地雷対策会議について紹介した上で、ウクライナの産業振興を含む官民一体の復旧・復興支援を一層推進していく旨述べました。
- また、石破総理大臣から、日本はウクライナ情勢について、引き続きNATO加盟国を含む同志国等との連携強化を推進する旨述べました。
- 石破総理大臣から、露朝協力の進展への深刻な懸念を示し、北朝鮮がロシアから協力を得ることは、グローバルな安全保障上の問題をもたらす旨述べました。加えて、石破総理大臣から、北朝鮮の核・ミサイル開発の資金源の一つとみられる暗号資産窃取につき懸念を表明するとともに、拉致問題の即時解決に向け、引き続き理解と協力を改めて求めました。