科学技術

令和5年11月14日
集合写真
受賞者一行による表敬訪問の様子

 11月10日、北川軍縮不拡散・科学部長は、国際科学技術センター(ISTC)創設25周年記念賞受賞者一行の表敬を受けました。

 国際科学技術センター(ISTC)は、旧ソ連において大量破壊兵器及びその運搬手段の研究開発に従事していた研究者・技術者が平和目的の研究開発プロジェクトに参画することを支援するために設立された国際機関であり、近年はCBRN(化学、生物、放射性物質及び核)分野で様々な地域の科学者を支援しています。

 ISTCは、2019年の創設25周年の機会に周年事業としてISTCメンバー国であるアルメニア、ジョージア、カザフスタン、キルギス、タジキスタンの若手研究者・有識者を主な対象とした記念論文賞を企画し、その副賞として我が国の支援で訪日プログラムを計画しました。記念賞受賞者の訪日は、2020年に実施予定であったものが、コロナ禍により中止となっていましたが、諸般の状況が整ったことを踏まえて、今般実現することになりました。

 受賞者一行は、北川部長への表敬において、今般の訪日でKEK(高エネルギー加速器研究機構)、QST(量子科学技術研究開発機構)、JAEA(日本原子力研究開発機構)など我が国の先端量子・原子力エネルギー研究施設の視察や広島訪問等を行い、極めて有意義であったという印象を述べるとともに、訪日機会について感謝の意を表明しました。


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