科学技術

平成31年4月18日

 平成30年3月27日から4月1日まで,岸輝雄外務省参与(外務大臣科学技術顧問)は,FEALAC(アジア中南米協力フォーラム)有識者派遣プログラムの一環で,アルゼンチン(ブエノスアイレス)とブラジル(サンパウロ)を訪問しました。主な活動の概要は以下のとおりです。

1 アルゼンチン

(写真1)バラニャオ科学技術・生産革新国務大臣との意見交換 バラニャオ科学技術・生産革新
国務大臣との意見交換
(写真2)フェラーリ国立科学アカデミー総裁から名誉訪問科学者の表彰を受ける様子 フェラーリ国立科学アカデミー総裁から
名誉訪問科学者の表彰を受ける様子

 27日から29日にかけて,ブエノスアイレスにて,バラニャオ科学技術・生産革新国務大臣やモレリ外務省イノベーション・国際科学技術局局長,フェラーリ国立科学アカデミー総裁,アルゼンチン州政府などを訪問し,意見交換を行いました。また,28日には SIPキャラバン(注)の一環として,アルゼンチン工科大学(ITBA訪問)で講演を行い,日本の科学技術イノベーション動向を紹介しました。本講演は同大学の関係者を中心に70名以上の参加があり,活発な質疑応答が行われました。

2 ブラジル

(写真3)サンパウロ・ジャパンハウス視察 サンパウロ・ジャパンハウス視察
(写真4)講演の様子 講演の様子

 30日から31日にかけて,サンパウロにて,現地の日本企業の関係者との意見交換やサンパウロ・ジャパンハウスの視察などを実施しました。また,31日には在サンパウロ総領事館とサンパウロ州研究財団(FAPESP)がサンパウロ・ジャパンハウスで開催したシンポジウムにSIPキャラバン(注)の一環として登壇し,日本の科学技術イノベーション動向を紹介しました。100名以上の参加があり,盛況のうちに終了しました。

(注)SIP(戦略的イノベーション創造プログラム)キャラバン:
 外務大臣科学技術顧問(外務省参与)の活動の一環として,我が国の科学技術外交の発信とともに,内閣府との連携により,「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」に代表される我が国の科学技術イノベーションの取組について,我が国の在外公館等を通じて現地科学技術関係者(政府政策担当者,研究機関・大学関係者等),外交・国際機関関係者等に向けた発信・ネットワーキング事業を行い,科学技術分野における将来の国際協力や我が国の研究開発成果の国際展開の布石とする取組。


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