核軍縮・不拡散
福島県における原子力又は放射線の緊急事態時のモニタリングに関するIAEAワークショップの開催
平成27年4月10日
- 本年4月13日から17日にかけて,福島県内に指定された国際原子力機関(IAEA)の緊急時対応援助ネットワーク(RANET)の研修センター(CBC)において,原子力又は放射線の緊急事態の準備及び対応の能力強化を目的としたIAEAワークショップを開催します。このワークショップにはIAEA加盟国のうち,中南米や中東地域を中心に8カ国から約20名が参加予定です。
- こうした取組を通じ,我が国とIAEAの協力が一層強化され,また,国際的な原子力又は放射線の緊急事態時の準備及び対応能力の更なる強化に貢献していくことが期待されます。
(参考)緊急時対応援助ネットワーク(RANET)
2000年9月のIAEA総会決議を受けて,原子力事故援助条約の運用上の手段としてIAEA事務局により設立された,原子力事故又は放射線緊急事態発生時に,要請に応じて国際的な支援を行う枠組み。2015年4月現在,RANET参加国は27か国。