核軍縮・不拡散
第10回軍縮・不拡散イニシアティブ(NPDI)外相会合
令和元年11月23日
- 11月23日(土曜日),午後4時15分から約一時間,愛知県名古屋市において,第10回NPDI外相会合が,茂木外務大臣及びペイン豪外務大臣の共同議長の下で開催されました。
- 冒頭,共同議長の茂木外務大臣及びペイン豪外務大臣から,2020年は,核兵器不拡散条約(NPT)発効50周年及びNPDI設立10周年であり,明年のNPT運用検討会議に向けて,NPDIとして,NPT体制の維持・強化及び透明性の重要性等について議論を行い,ハイレベルでのコミットメントを示すことが重要である旨述べました。
- 本会合では,NPT体制の維持・強化の重要性に関するNPDIのコミットメントを示すNPDI外相共同声明(仮訳(PDF)/英文(PDF)) が発出されました。また,2020年NPT運用検討会議に向けて,NPDIとして引き続き緊密に連携していくことが参加国の間で確認されました。
(参考1)NPDIとは(PDF)
2010年5月の核兵器不拡散条約(NPT)運用検討会議における合意事項の着実な実施に貢献すべく,同年9月,日本とオーストラリア主導で,志を共有する非核兵器国と共に立ち上げた地域横断的グループ。メンバーは日豪の他,ドイツ,ポーランド,オランダ,カナダ,メキシコ,チリ,トルコ,UAE,ナイジェリア及びフィリピン。前回(第9回)は2017年に開催。
(参考2)今次会合出席閣僚
ペイン豪外相(共同議長),リベラ・チリ外相,マース独外相,ブロック蘭外相