軍縮・不拡散・原子力の平和的利用
黄川田外務大臣政務官とダナパーラ・パグウォッシュ会議会長との昼食会
平成27年10月29日

本29日正午頃から約1時間半,黄川田仁志外務大臣政務官は,11月1日から長崎で開催される第61回パグウォッシュ会議世界大会のために訪日中のジャヤンタ・ダナパーラ・パグウォッシュ会議会長(Mr. Jayantha Danapala)を招いて昼食会を主催し懇談を行ったところ,概要以下のとおりです。
1 冒頭,ダナパーラ会長から,本年は被爆70年,「ラッセル・アインシュタイン宣言」が出されてから60年,パグウォッシュ会議がノーベル平和賞を受賞してから20年の節目の年であり,「核兵器のない世界」の実現に向けた機運が高まっており,被爆地長崎で開催するパグウォッシュ会議世界大会では,国際社会に向けた提言を行う予定である旨,今回の世界大会の趣旨について説明がありました。
2 黄川田政務官からは,日本がこれまで行ってきた軍縮・不拡散の取組について説明するとともに,世界の指導者達が広島・長崎を訪問して被爆の実相に触れることが重要である旨述べました。また,黄川田政務官から,被爆者の高齢化が進む中,核兵器使用の惨禍を世代と国境を越えて継承することは重要である旨述べたところ,ダナパーラ会長はこれに同意するとともに,今回,広島と長崎にノーベル平和賞のメダルのレプリカを寄託する旨を述べました。
3 更に,黄川田政務官からは,「核兵器のない世界」の実現に向けては,核兵器国と非核兵器国の双方が共同行動をとり,現実的かつ実践的な取組を積み上げていくことが必要との我が国の軍縮・不拡散政策の基本姿勢について説明するとともに,日本が国連総会に提出した核兵器廃絶決議案について紹介しました。
【参考】パグウォッシュ会議
(1)「ラッセル・アインシュタイン宣言」に基づき,1957年に東西両陣営を問わず集まった世界の有名な科学者によって結成。発足以来毎年,世界各地で年次大会(現在は2年に1回)を開き,核兵器やその他の大量破壊兵器の廃絶や科学と社会の諸問題を取り上げている。1995年には,当時のジョセフ・ロートブラット会長とパグウォッシュ会議がノーベル平和賞を受賞した。
(2)2015年11月1日(日曜日)から5日(木曜日),長崎県長崎市で第61回パグウォッシュ会議世界大会が開催予定。
1 冒頭,ダナパーラ会長から,本年は被爆70年,「ラッセル・アインシュタイン宣言」が出されてから60年,パグウォッシュ会議がノーベル平和賞を受賞してから20年の節目の年であり,「核兵器のない世界」の実現に向けた機運が高まっており,被爆地長崎で開催するパグウォッシュ会議世界大会では,国際社会に向けた提言を行う予定である旨,今回の世界大会の趣旨について説明がありました。
2 黄川田政務官からは,日本がこれまで行ってきた軍縮・不拡散の取組について説明するとともに,世界の指導者達が広島・長崎を訪問して被爆の実相に触れることが重要である旨述べました。また,黄川田政務官から,被爆者の高齢化が進む中,核兵器使用の惨禍を世代と国境を越えて継承することは重要である旨述べたところ,ダナパーラ会長はこれに同意するとともに,今回,広島と長崎にノーベル平和賞のメダルのレプリカを寄託する旨を述べました。
3 更に,黄川田政務官からは,「核兵器のない世界」の実現に向けては,核兵器国と非核兵器国の双方が共同行動をとり,現実的かつ実践的な取組を積み上げていくことが必要との我が国の軍縮・不拡散政策の基本姿勢について説明するとともに,日本が国連総会に提出した核兵器廃絶決議案について紹介しました。
【参考】パグウォッシュ会議
(1)「ラッセル・アインシュタイン宣言」に基づき,1957年に東西両陣営を問わず集まった世界の有名な科学者によって結成。発足以来毎年,世界各地で年次大会(現在は2年に1回)を開き,核兵器やその他の大量破壊兵器の廃絶や科学と社会の諸問題を取り上げている。1995年には,当時のジョセフ・ロートブラット会長とパグウォッシュ会議がノーベル平和賞を受賞した。
(2)2015年11月1日(日曜日)から5日(木曜日),長崎県長崎市で第61回パグウォッシュ会議世界大会が開催予定。