ジンバブエ共和国

平成27年3月15日
写真提供:内閣広報室

 本15日午前10時25分から約40分間、安倍晋三内閣総理大臣は、第3回国連防災世界会議出席のため訪日中のロバート・ガブリエル・ムガベ・ジンバブエ共和国大統領(H. E. Mr. Robert Gabriel MUGABE、 President of the Republic of Zimbabwe) と会談を行いました。会談の概要は以下のとおりです。

1 安倍総理大臣から、ムガベ大統領とのTICADV以来の再会を歓迎、協力して国連防災世界会議を成功させたい、また被災地の復興を見ていただきたい旨述べるとともに、ムガベ大統領のアフリカ連合(AU)議長就任への祝意を表し、日アフリカ関係が一層深化することを期待する旨表明しました。これに対し、ムガベ大統領からは、今次会議への招待に対する謝意が表明されたとともに、日アフリカ関係の深化の必要性に同意する、今次会議は、自然災害にどう対応していくかについて議論し、知見を共有する重要な機会である旨発言がありました。

2 安倍総理大臣から、ジンバブエの人材育成や人道支援のための日本の取り組みを説明し、また、2016年にアフリカで開催予定の次回TICADに向け協力したい旨述べたところ、ムガベ大統領からは、ジンバブエとアフリカの多くの国々は、日本との経済、社会開発のための協力に期待しており、ジンバブエ大統領としてだけでなく、AU議長としても、日本との関係を強化していきたい旨発言がありました。この他、国連安保理改革に向けた協力等につき意見交換が行われました。


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