マダガスカル共和国

令和7年8月20日
握手をする石破総理大臣とクリスチャン・ンツァイ首相 (写真提供:内閣広報室)

 8月20日、午後5時50分から約15分間、石破茂内閣総理大臣は、第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)に参加するため訪日中のクリスチャン・ンツァイ首相(H.E. Mr. Christian Ntsay, Prime Minister of the Republic of Madagascar)と日・マダガスカル首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、石破総理大臣から、先日開催された南部アフリカ開発共同体(SADC)首脳会合において議長を務めたマダガスカルに敬意を表した上で、同じ海洋国家として、自由で開かれたインド太平洋(FOIP)の実現に共に取り組んでいきたい旨述べました。これに対し、ンツァイ首相から、SADCやマダガスカルの直面する課題について説明しつつ、良好な二国間関係を経済面をはじめとして一層強化していきたい旨述べました。
  2. 続いて、石破総理大臣から、日本のこれまでのトアマシナ港への支援や農業における協力に言及しつつ、鉱物資源にかかる協力を進めていきたい旨述べました。また、石破総理から、高等専門学校を通じた両国の若者の交流は喜ばしい旨述べました。これに対し、ンツァイ首相は、日本の支援に対する謝意を表明した上で、鉱物分野を含め、日本企業によるマダガスカルへの投資促進を期待する旨を述べました。

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