アフリカ開発会議(TICAD)
佐藤外務副大臣のケニア政府及びUNDP主催
「持続可能なブルーエコノミーに関するサイドイベント」への出席
令和元年8月29日
佐藤正久外務副大臣は,8月29日(木曜日)午前10時30分から20分余り,TICAD7の機会に横浜で開催された,ケニア政府及びUNDP主催の「持続可能なブルーエコノミーに関するサイドイベント」に出席し,スピーチ(PDF)を行いました。
1 会合には,ダニー・フォール・セーシェル共和国大統領,ジェームス・マチャリア・ケニア共和国運輸・インフラ・住宅・都市開発省大臣のほか,パートナー国や国際機関関係者,日本企業や団体関係者等,11名が出席しました。
2 冒頭,ジェームス・マチャリア・ケニア共和国運輸・インフラ・住宅・都市開発省大臣から,歓迎の挨拶が述べられ,ブルーエコノミーに関する日本も含めた国際的な取組,ブルーエコノミー推進の重要性やアフリカ諸国が直面している課題について述べられました。
3 佐藤外務副大臣は,日本は主要な海洋国家の一つであり,アフリカにおけるブルーエコノミーに積極的に協力していく旨述べました。また,ブルーエコノミーの推進は,経済的繁栄と海洋安全保障の両者が推進の基礎となり,自由で開かれたインド太平洋の推進に合致すること,日本はアフリカの地域の連結性を強化する輸送インフラの整備や海洋資源の持続的な利用の促進,海洋プラスチックごみ対策の協力を行う旨述べました。
4 次にパートナー諸国や国際機関及び日本企業や団体関係者によって,湖水・河川・海洋の自然資源の持続的な利用を通じた支援のあり方について,意見交換が行われました。