アフリカ開発会議(TICAD)
TICADプロセス・モニタリング合同委員会の開催
平成30年8月3日
- 本31日,JICA市ヶ谷ビル国際会議場において,TICAD(アフリカ開発会議)プロセス・モニタリング合同委員会が開催されました。合同委員会は,牛尾滋外務省アフリカ部長が日本政府代表を務め,関係省庁・政府機関,TICAD共催者(国連,国連開発計画(UNDP),世界銀行,アフリカ連合委員会(AUC)),アフリカ連合常駐代表委員会(PRC),在京アフリカ外交団(ADC),アフリカ開発のための新パートナーシップ(NEPAD)計画調整庁,関係国際機関,パートナー国及び市民社会の代表者が参加しました。
- モニタリング合同委員会では, TICAD V(2013年6月)の「横浜行動計画2013~2017」で表明した取組に加え,TICAD VI(2016年8月)で表明した「ナイロビ実施計画」で表明した取組について,日本,アフリカ,各国・機関を含む国際社会の実施状況を確認しました。
- [参考1]TICADプロセス・モニタリング合同委員会
- 2008年5月のTICAD IVにおいて,各国・機関による取組の進捗状況を定期的に議論するフォローアップ・メカニズムを確立した。モニタリング合同委員会は高級事務レベルで進捗状況を確認する。前回は2017年6月に東京(JICA東京センター)にて開催。
- [参考2]アフリカ連合常駐代表委員会(PRC:Permanent Representatives' Committee)
- アフリカ連合(AU)(本部はエチオピアのアジスアベバに所在)の加盟国・地域の常駐代表により構成される委員会。AU執行理事会(閣僚級)の諮問機関として活動を行う。
- [参考3]アフリカ開発のための新パートナーシップ(NEPAD:New Partnership for Africa's Development)
- 2001年7月のアフリカ統一機構(OAU。現在のAU)総会にて採択されたアフリカ自身によるアフリカの開発を目指すイニシアティブ。インフラ,農業,環境,人材開発,文化,科学技術及び市場アクセス分野等で開発プログラムを策定し,様々なプログラムを実施している。