赤道ギニア共和国
日・赤道ギニア首脳会談
令和7年8月20日

8月20日、午後4時25分から約20分間、石破茂内閣総理大臣は、第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)に参加するため訪日中のマニュエル・オサ・ンスエ・ンスア赤道ギニア共和国首相(H.E. Mr. Manuel OSA NSUE NSUGA, Prime Ministerof the Republic of Equatorial Guinea)と日・赤道ギニア首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、石破総理大臣から、先月のンゲマ・オビアン・マンゲ副大統領の訪日に続けて、今回オサ・ンスエ・ンスア首相が訪日したことを歓迎しました。その上で、石破総理大臣から、同首相がビジネスマンとしての経験を活かし、赤道ギニアの経済成長を牽引していることに敬意を表しつつ、経済関係を含め、両国間関係を強化していきたい旨述べました。これに対し、オサ・ンスエ・ンスア首相は、日本のTICADにおけるこれまでの取組を高く評価するとともに、経済関係を始めとする二国間協力及び国際場裏での協力を一層強化していきたい旨述べました。
- 続いて、石破総理大臣から、資源に恵まれた海洋国家である赤道ギニアと液化天然ガス(LNG)、海洋の利活用等の分野で協力を深めたい旨述べました。また、石破総理大臣から、日本が医療施設の焼却炉整備や医療機材供与、学校増築等、地域に根ざした支援を行ってきていることに触れつつ、今後も赤道ギニアの課題解決のためきめ細かい協力を実施していく旨述べました。これに対し、オサ・ンスエ・ンスア首相は、これまでの日本の支援に謝意を表明するとともに、今後も様々な分野で二国間協力を一層深化させていきたい旨述べました。