ガーナ共和国

令和7年8月20日
握手をする石破総理大臣とマハマ・ガーナ大統領 (写真提供:内閣広報室)

 8月20日、午後6時40分から約15分間、石破茂内閣総理大臣は、第9回アフリカ開発会議(TICAD 9)に参加するため訪日中のジョン・ドラマニ・マハマ・ガーナ共和国大統領(H.E. Mr. John Dramani MAHAMA, President of the Republic of Ghana)と日・ガーナ首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、石破総理大臣から、8月6日に発生した事故で国防大臣、環境大臣含む8名が犠牲となられたことへの弔意を述べる上で、在ガーナ日本国大使館での勤務経験があるマハマ大統領と共にガーナとのパートナーシップを一層高めていきたい旨述べました。これに対し、マハマ大統領は、日本のTICADにおけるこれまでの取組を高く評価し、二国間関係を一層強化していきたい旨述べました。両首脳は、野口英世博士渡航100周年、外交関係樹立60周年、JICA海外協力隊派遣50周年となる2027年向けて二国間関係を更に盛り上げることで一致しました。
  2. 続いて、石破総理大臣から、日本のスタートアップ企業がガーナにおいて農業、教育、保健等の分野で活躍中であることや、インフラ分野での日本の支援に言及した上で、日本企業が直面する諸課題の解決に向けた協力を要請しました。これに対し、マハマ大統領は、これまでの日本の支援に謝意を表明するとともに、日本企業による一層の投資促進に向けて引き続き緊密に連携していきたい旨述べました。
  3. 両首脳は、地域の安定や安保理改革といった諸課題についても議論を行い、今後も連携して対応していくことを確認しました。

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