コンゴ共和国
日・コンゴ共和国外相会談
令和元年8月28日
本28日午後4時40分頃から約20分間,横浜において,河野太郎外務大臣は,ジャン=クロード・ガコソ・コンゴ共和国外務・協力・在外コンゴ人大臣(H.E. Mr. Jean‐Claude GAKOSSO, Minister of Foreign Affairs, Cooperation and Congolese Abroad of the Republic of Congo)との間で日・コンゴ共和国外相会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。なお,ガコソ大臣は28日から30日まで開催中の第7回アフリカ開発会議(TICAD7)に参加するため訪日中です。
- 冒頭,河野大臣から,「初の訪日を歓迎。昨夏には日AU友好議連がコンゴ共和国を訪問,昨秋には私が主催したTICAD閣僚会合にオンドンゴ経済・産業・公共資産大臣に御参加いただき,二国間会談も行ったところ。ガコソ大臣とともに,7回目となるTICADを成功させ,両国の絆をより強固にしたい」旨述べました。
これに対し,ガコソ大臣から,「初の訪日で7回目のTICADに出席できることは光栄であり,日本側のリーダーシップに敬意を表したい,また,おもてなしに感謝する」旨述べるとともに,天皇陛下の即位についてのお祝いの言葉を述べました。 - 河野大臣から,日本は信頼のおけるパートナーとしてコンゴ共和国の開発を後押ししたい旨述べるとともに,二国間のビジネス関係促進に向けたガコソ大臣の協力を求めました。また,ガコソ大臣から,農業の生産性向上に向けた日本の協力について謝意を述べるとともに,両国関係には大きな潜在的な可能性があり,文化交流を含め,日本との協力を一層深化させたいとの意向が示されました。
- この他,両大臣は安保理改革を含む国際場裡における協力や北朝鮮情勢等に関し,意見交換を行いました。