ブルキナファソ
河野外務大臣によるカボレ・ブルキナファソ大統領への表敬
平成30年2月16日
2月16日18時03分(現地時間)から約25分間,ミュンヘン安全保障会議出席のためドイツ・ミュンヘンを訪問中の河野外務大臣は,ロック・マルク・クリスチャン・カボレ・ブルキナファソ大統領(H.E.Mr. Roch Marc Christian KABORE, President of Burkina Faso)への表敬を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 河野大臣から,ブルキナファソの経済開発と安定に向けたカボレ大統領のリーダーシップに敬意を表しつつ,サヘル地域の安定に向けたブルキナファソの努力を支援するため,国際機関経由による計200万ドルの人道・開発支援を決定した旨述べました。これに対し,カボレ大統領より謝意を述べるとともに,農業分野,教育分野,治安対策等における日本の支援を引き続き期待している旨述べました。
2 また,河野大臣から,2019年に横浜で開催予定のTICAD7には是非ともカボレ大統領に出席いただきたい旨述べました。これに対し,カボレ大統領より,まずは2018年中にも双方にとって都合の良い時期に訪日を行いたいとの意向が述べられ,河野大臣から,訪日が実現した際には日本企業にブルキナファソを紹介する機会を設けたい旨述べました。
3 さらに,河野大臣から,2017年12月にブルキナファソが発表した北朝鮮との貿易禁止措置を評価する旨述べ,安保理決議履行報告書の提出が重要である旨指摘し,カボレ大統領より同意を得ました。
4 この他,両者は地域情勢及び安保理改革等の国際場裡における協力について意見交換を行いました。