ブルキナファソ
日・ブルキナファソ外相会談
平成29年9月20日


本20日19時10分(現地時間)から約25分間,国連総会出席のためニューヨークを訪問中の河野太郎外務大臣は,アルファ・バリー・ブルキナファソ外務・協力・在外ブルキナファソ人大臣(Mr. Alpha BARRY, Minister of Foreign Affairs, Cooperation and Burkinabe abroad)との間で日・ブルキナファソ外相会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 冒頭,河野大臣から,8月にワガドゥグで発生したテロ事案についてお悔やみを述べました。また,先月,署名が行われたワガドゥグ市内の道路改修のための無償資金協力(約5300万ドル)に触れつつ,交通・物流の改善を期待する旨述べました。これに対し,バリー外相から謝意を表するとともに、日本は重要なパートナーであり、これまでの日本の支援を高く評価していると述べました。
- その上で,河野大臣から,北朝鮮による核実験及び弾道ミサイル発射の強行は国際社会の安全に対する,これまでにない重大かつ差し迫った脅威である旨述べ,北朝鮮に対し従来にない新たな段階の圧力をかける必要があり,関連する安保理決議の完全な履行の重要性を強調しました。これに対し,バリー外相から,ブルキナファソの立場は日本と一致している、北朝鮮の核実験をブルキナファソとしても強い言葉で非難する考えであると述べ,日本の立場を支持しました。
- さらに,バリー外相から、国連安保理改革の必要性について日本と立場を共有している、今後も協力していきたいと述べたのに対し,河野大臣から、国連総会での交渉の進展を期待する,是非協力していきたい旨応じました。
- その他,二国間関係,国際場裡における協力,地域情勢等に関し,意見交換を行いました。