アジア
第39回日・ASEANフォーラムの開催(結果)
令和6年7月8日
6月25日、バンコクにおいて、第39回 日・ASEANフォーラムが開催されました。日・ASEANフォーラムは、1977年以来、日本とASEANの次官級の高級実務者(SOMリーダー)の間で、両者の協力について協議するべく、原則年1回開催されてきているものです。
今回のフォーラムでは、我が国の船越健裕外務審議官と、現在のASEAN対日調整国であるタイのエクシリ・ピンタルット外務次官が共同議長を務め、ASEAN各国及びASEAN事務局から代表者が出席しました。また、東ティモール民主共和国からも代表者がオブザーバーとして出席しました。
本年のフォーラムでは、昨年12月に東京で開催された日本ASEAN友好協力50周年特別首脳会議で採択された共同ビジョン・ステートメントの三つの柱、すなわち、(1)世代を超えた心と心のパートナー、(2)未来の経済・社会を共創するパートナー、(3)平和と安定のパートナー、に沿って、具体的な協力が着実に進展していることが確認されました。また、幅広い分野において、日本とASEANの関係をさらに強化すべく、意見交換が行われました。さらに、地域・国際情勢についても意見交換が行われました。