安倍総理大臣
JENESYS2.0 日ASEANサッカー交流訪日団による安倍総理表敬


本月8日午前11時10分から約15分間,安倍晋三内閣総理大臣は,JENESYS2.0により来日した日ASEANサッカー交流訪日団(U-14)の一行中,アセアン10か国及び東ティモールからの代表22名の表敬訪問を受けました。
冒頭,安倍総理大臣は,挨拶を行い,JENESYS2.0は,「日本とアセアンとの青少年交流が活発になることを目的としている」とし,「昨年末,東京で行われた日ASEAN特別首脳会議において提案した本サッカー交流訪日団を同交流事業の一環として迎えられたことを嬉しく思う」と述べました。
また,安倍総理大臣は,「日本でもサッカーの人気は高く,Jリーグには,インドネシアのスーパースターであるイルファン・バフディム選手がヴァンフォーレ甲府に在籍し,昨年までベトナムのレ・コン・ビン選手がコンサドーレ札幌で活躍していた」とし,「将来,本サッカー交流訪日団の選手諸君がJリーグや2020年東京オリンピックで活躍することを期待している」と述べました。
これに対し,訪日団を代表して挨拶したシンガポールのケヴィン・ウォン君(14歳)は,日本での滞在を振り返り,「目を見張るような日々であり,興味深い場所を訪問し,日本の歴史や文化を理解できた」,とし,「特に,Jリーグの試合を直接観戦したことに興奮したが,いつかプロの選手となり,Jリーグ選手のレベルに達して,またこの興奮を体感したい」と述べつつ,安倍総理に謝意を伝えました。
なお,この表敬訪問には,別途訪日していたASEANサッカー連盟及び各国サッカー協会の会長ほか幹部が同席し,自国から訪日している青少年達のサッカー選手としての今後の成長及び活躍を期待し,激励しました。
(参考)JENESYS2.0
2013年1月18日,インドネシア訪問中の安倍総理は,2007年から実施したJENESYSの後継として,3万人規模でアジア大洋州諸国との間で青少年交流事業「JENESYS2.0」を実施することを発表。本件事業は,日本経済の再生に向けて,我が国に対する潜在的な関心を増進させ,訪日外国人の増加を図ると共に,クールジャパンを含めた我が国の強みや魅力等の日本ブランド,日本的な「価値」への国際理解を増進させることを目指している。