ソロモン諸島
日・ソロモン首脳会談
平成30年5月19日

(写真提供:内閣広報室)

(写真提供:内閣広報室)
本19日,午後3時29分から約20分間,安倍晋三内閣総理大臣は,第8回太平洋・島サミット(PALM8)出席のため福島県いわき市滞在中のリック・ホウエニプウェラ・ソロモン諸島首相(Hon. Rick HOUENIPWELA, Prime Minister of Solomon Islands)と首脳会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 安倍総理大臣から,本年は日ソロモン外交関係開設40周年であり,両国関係を一層緊密化していきたい旨述べるとともに,先ほどのPALM8では海洋安全保障,海上保安能力の向上,気候変動や防災等の地域が抱える課題について議論できた旨発言しました。また,ホニアラ空港整備に関する無償資金協力(約44億円)等を通じて,ソロモンの持続可能な発展を引き続き支援していく考えを表明しました。
2 これに対し,ホウエニプウェラ首相から,ホニアラ空港整備を含め日本からの長年の様々な分野における支援に感謝する旨述べました。
3 安倍総理大臣から,「自由で開かれたインド太平洋戦略」の下で,ソロモンと連携・協力していきたい旨述べ,双方は引き続き議論していくことで一致しました。
4 この他,安倍総理大臣から,日本漁船の安定的な操業への配慮,遺骨収集事業における協力,拉致問題の早期解決に向けた協力等を要請しました。また,両首脳は,捕鯨等の国際社会における課題及び協力や北朝鮮を含む地域情勢について意見交換を行いました。