マーシャル諸島共和国
ロヤック・マーシャル大統領代行による菅総理大臣表敬
令和3年6月30日
ロヤック・マーシャル大統領代行による菅総理大臣表敬
（写真提供：内閣広報室）
6月30日、午前10時40分から約15分間、菅義偉内閣総理大臣は、クリストファー・J・ロヤック・マーシャル諸島共和国大統領代行兼大統領補佐大臣・環境大臣（H.E. Mr. Christopher J. Loeak, Acting President and Minister in Assistance to the President and Environment of the Republic of the Marshall Islands）の表敬をテレビ会議方式で受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 菅総理大臣から、マーシャルを含む太平洋島嶼国は日本の重要なパートナーであり、両国間の関係を強化していきたい旨述べるとともに、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて引き続きマーシャルと緊密に連携していきたい旨発言しました。
- 菅総理大臣から、マーシャルの新型コロナ対策を引き続き支援するとともに、マーシャルの連結性の強化及び電力安定供給のための支援を行う考えを表明しました。
- これに対し、ロヤック大統領代行から、長年にわたる日本の支援に対して感謝の意が表され、双方は第9回太平洋・島サミットの成功に向けて協力していくことで一致しました。
- この他、菅総理大臣から、日本漁船の安定的な操業、遺骨収集事業について協力を要請しました。両首脳は、北朝鮮を含む地域の諸課題についても意見交換を行い、菅総理大臣から拉致問題について理解と協力を求め、ロヤック大統領代行から支持を得ました。