国・地域
日米韓外相会合
令和7年10月29日
10月29日、午後7時頃から約20分間、APEC閣僚会議に出席するため韓国(慶州)を訪問中の茂木敏充外務大臣は、マルコ・ルビオ米国国務長官(The Honorable Marco Rubio, Secretary of State of the United States of America)及び趙顕(チョ・ヒョン)韓国外交部長官(His Excellency Cho Hyun, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Korea)との間で、日米韓外相会合を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 三者は、日米韓を取り巻く戦略環境が厳しさを増す中、三か国が結束を強化し、自由で開かれたインド太平洋の実現のため、強固な日米同盟・米韓同盟、そしてその戦略的連携を示し続けることの重要性を再確認しました。
- 三者は、9月に実施した日米韓会合の共同声明も踏まえ、日米韓が行動志向の議論を通じて具体的な取組を積み重ねていることを歓迎しつつ、特に北朝鮮への対応や、経済安全保障を含む安全保障分野における協力を一層進展させることを確認しました。
- 三者は、北朝鮮について議論し、あらゆるレベルで意思疎通を一層強化していくことを改めて確認しました。また、北朝鮮の完全な非核化に向けての三か国のコミットメントを再確認しました。さらに、拉致問題について、米韓両政府の引き続きの協力に謝意を述べました。
- 三者は、国際会議の機会も捉え、今後も三者が一緒になる際には、日米韓外相会合の実施を追求することで一致しました。

