モンゴル国

令和元年8月2日
日・モンゴル外相会談1
日・モンゴル外相会談2

ASEAN関連外相会議に出席するためタイを訪問中の河野外務大臣は,2日18時30分頃(現地時間)から約30分間,モンゴル国のダムディン・ツォグトバータル外相(H.E. Mr. Damdin TSOGTBAATAR, Minister for Foreign Affairs of Mongolia)と会談したところ,概要は次のとおりです。

1 冒頭

(1)河野大臣から,本年6月にモンゴルを訪問した際の会談に引き続き,ツォグトバータル大臣との間で4回目となる外相会談を行うことができ嬉しい旨述べました。その上で,地域及び国際社会の平和と安定を実現していくため,「戦略的パートナー」として普遍的価値を共有するモンゴルとの間で,幅広い問題について率直に議論したい旨述べました。

(2)これに対し,ツォグトバータル大臣から,先般の河野大臣のモンゴル訪問中に,様々な問題について率直な意見交換を行うことができ喜ばしい旨述べました。また,G20のホストをはじめとする日本の取組は,地域・国際社会の平和と安定に寄与するものである旨述べるとともに,河野大臣との信頼関係を基礎に,自由,民主主義等の普遍的価値を共有する日本との「戦略的パートナーシップ」を一層強化し,引き続き様々な分野で両国関係を発展させていきたい旨述べました。

2 新ウランバートル国際空港

 河野大臣から,日本の有償資金協力(約650億円)で建設された新ウランバートル国際空港に関し,7月5日,日本企業連合が,15年間の運営事業に参画する旨決定されたことについて,モンゴルの発展に寄与できることは大変嬉しい旨述べました。その上で,ツォグトバータル大臣との間で,新空港の円滑な開港に向けて両国の官民が協力していくことを確認しました。

3 地域・国際情勢等

(1)両大臣は,北朝鮮情勢について意見交換を行い,引き続き緊密に連携していくことを確認しました。

(2)また河野大臣から,国際平和協力の分野においてモンゴルが果たしている貢献を高く評価する旨述べるとともに,両大臣は,PKO分野を含む日本・米国・モンゴル3か国の協力を引き続き強化していくことを確認しました。


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