モンゴル国

日・モンゴル外相会談

令和元年6月16日

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  • 日・モンゴル外相会談(会談)
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 モンゴルを訪問中の河野外務大臣は,16日午前9時頃から,ダムディン・ツォグトバータル外務大臣(H.E. Mr. Damdin TSOGTBAATAR, Minister for Foreign Affairs of Mongolia)との間で日モンゴル外相会談(約1時間30分)及び共同記者発表(約15分)を行ったところ,概要は次のとおりです。

1 冒頭

(1)河野大臣から,日本の外務大臣として約9年ぶりとなるモンゴル訪問が実現したことを喜ぶとともに,3度目となるツォグトバータル大臣との会談を歓迎しつつ,日本は,自由,民主主義,人権,法の支配等の普遍的価値を共有するモンゴルを,戦略的パートナーとして一貫して重視しており,関係を一層発展させたい旨述べました。また,「令和」の時代に当たり,歴代大統領・首相を始めとするモンゴルの多く方々が祝賀いただいたこと,及び,日本で自然災害が発生した際にいつも温かいご支援をいただいていることへの謝意を表明しました。

(2)これに対し,ツォグトバータル大臣から,1990年の民主化以降,日本が一貫してモンゴルの発展に多くの支援を行ってきたことに深い謝意を述べるとともに,普遍的価値を共有する日本と共に,「戦略的パートナーシップ」を一層強化し,引き続き様々な分野で両国関係を発展させていきたい旨述べました。

2 二国間関係

 昨年12月にフレルスフ首相が訪日した際,安倍総理との間で行われた日モンゴル首脳会談において,両国は「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて具体的な協力を推進することで一致したことを踏まえ,今回の外相会談において,以下の取組を強化していくことで一致しました。

(1)新ウランバートル国際空港は,地域の「空」の連結性のみならずモンゴル経済にも大きく貢献するプロジェクトであり,早期開港に向け,官民ともに連携していく。

(2)日本がモンゴル国軍に対して,2012年から継続して実施しているモンゴル国軍への能力構築支援を,今後は,他国とも連携しながら支援を継続していく。

(3)また,モンゴルで例年開催されている,米国・モンゴル共催多国間共同演習「カーン・クエスト」への陸上自衛隊の参加を通じ,安保面での協力も深めていく。

3 国民交流の拡大

 両大臣は,日本の新たな在留資格「特定技能」を活用した両国の円滑な協力に向け,先般,政府間文書に署名したことを歓迎するとともに,2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を通じて,日本の地方自治体による「ホストタウン」制度も活用しつつ,両国民間の交流を拡大していくことでも一致しました。

4 開発協力

 両大臣は,6月11日,両国政府間で,総額3億900万円を限度とする,若手行政官の日本留学を支援するための無償資金協力「人材育成奨学計画」に関する書簡の交換が行われたことを歓迎するとともに,モンゴルの人材育成につき引き続き協力していくことを確認しました。

 また,モンゴル初の大学病院となる日本モンゴル教育病院のオープニング式典が6月16日午後に行われることを歓迎し,モンゴルの医療環境改善に向けて,両国が引き続き協力していくことを確認しました。

5 地域・国際情勢

 両大臣は,北朝鮮問題をはじめとする地域・国際情勢についても意見交換し,協力を一層深めていくことで一致しました。特に,北朝鮮問題に関し,両大臣は,北朝鮮の非核化に向けた,安保理決議の完全な履行の重要性について一致しました。また,拉致問題の早期解決に向けて,引き続き緊密に連携していくことを確認しました。


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