ODA(政府開発援助)
第370回ODA出前講座 開催報告
日本体育大学荏原高校
平成29年11月27日
2017年9月1日(金曜日),国別開発協力第一課の金田課長補佐を講師として派遣しました。今回の出前講座では,同校1~2年生の約60名を対象に「フィリピンにおける日本の開発協力について」というテーマで講義を行いました。
講義概要:フィリピンにおける日本の開発協力について

参加者からの感想(抜粋)
- 国際協力を行うことで海外との交流を深めると共に,その取組によって,かつての日本のような国々を開発途上国から先進国へと変えていくことを知ることができてよかった。
- 日本は決してその場しのぎではなく,長い目で支援しているという点で,あくまでその国が自力で解決するのを支援していることが分かった。
- 日本が他国へ援助したり,技術を伝えたりすることで,世界との結びつきが強くなる。今後更なる協力により,互いに共栄していけるよう,自分も何かできることを探したいと思った。
- 日本が外国にどういったことを支援し,協力し合っているかを知ることができた。困っている国を支援することで,国と国とのつながりを深くしているのだと思った。日本の援助によって発展した国は,他の国を支援し,援助が繰り返されることによって問題が解決されていることを知った。自分が知らない情報を知ることができ,充実した時間を過ごせた。
- 話を聞く前はまったく興味を持っていなかったが,話を聞くにつれて興味が湧いてきた。日本が裏でこんなにたくさんの国に協力をしているというのが日本人として誇らしく思い,自分も携わっていけたらなと思う。
- 日本がどこの国にどのような協力や支援をしているのか,細かく話を聞くことができてよかった。中でも,日本の知識がカンボジアで使われ,大きな川を渡るために「つばさ橋」や「きずな橋」といった橋がつくられ,日本の名前が付けられて親しまれているということが一番心に残った。
- 日本が支援したことにより,そこで暮らす人の環境がよくなり,安全を確保することができたり,便利になったりして,とても役に立っているのだと感じた。日本がこれだけたくさんの支援を行っているのも,戦後に日本が世界中から援助をしてもらっていたからだと知り,すごいと思った。