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Last Updated: 2011. 04. 01 |


開発途上国における栄養不足人口は1970、1980年代においては比較的急速な人口増加にもかかわらず減少し、栄養不足人口割合も急速に低下した。しかし、1990年代半ば以降、緩やかな人口増加にもかかわらず栄養不足人口は増加し続け、2008年には食料価格高騰及び経済危機の影響により更に状況は悪化し、これまで低下し続けてきた栄養不足人口割合も増加に転じ、栄養不足人口は2009年には10億人を超え、2010年末時点で9億2,500万人と見込まれ、依然高水準である。
(出典:国連食糧農業機関(FAO)『The State of Food Insecurity in the World 2010』
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貧困層の4人のうち3人が農村地域に居住し、生計を主に農業に依存している開発途上国の状況を踏まえると、貧困削減のためには農業・農村開発を通じ、農民の所得向上や農村での雇用確保を図ることが不可欠です。2000年に国際社会が共同で取り組むべき目標として合意されたミレニアム開発目標(MDGs)では、目標1「極度の貧困と飢餓の撲滅」に向けて、ターゲットの一つとして「2015年までに飢餓に苦しむ人口の割合を1990年の水準(20%)の半数(10%)に減少させる」ことなどを掲げています。また、G8においても、2003年のエビアン・サミット以降、特に深刻なアフリカ地域を中心とした飢餓問題に対し、G8行動計画の決定や新たなイニシアティブへの着手などの取組がなされています。2005年7月のグレンイーグルズ・サミットでは、日本はアフリカにおける農業・農村開発の重要性を訴えると共にアフリカの「緑の革命」の実現と農村の暮らしの向上を支援することを表明しました。こうした日本の主張を受けて、アフリカ開発に関する共同文書において、農業生産性の向上、都市と農村の連携強化、貧困者の能力向上につき開発途上国の主導のもと包括的に支援することが盛り込まれました。2008年7月のG8北海道洞爺湖サミットでは、世界的な食料価格高騰及びこれに伴う食料購買力低下への対策として、2008年1月以降、影響を受けた国における食糧支援、栄養支援、社会保護事業及び農業生産の増加措置の支援に100億米ドル以上を動員することが合意され、包括的な対応の必要性を確認しました。2009年7月のラクイラ・サミットでは、食料安全保障に関する拡大会合で「世界の食料安全保障に関する『ラクイラ』共同声明“ラクイラ食料安全保障イニシアティブ(AFSI)”が発出され、中長期的な観点から、持続可能な農業開発のために3年間で200億ドル(各国積み上げ後は220億ドル)の資金を動員することが表明されました。

<G7/8>
G8ムスコカ・サミット(2010年)
・首脳宣言:回復と新たな始まり(主要なポイント ・ 仮訳(PDF)
・ 英語原文(PDF)
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G8ラクイラ・サミット(2009年)
・開発・アフリカ(仮訳(PDF)
、英語原文(PDF)
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・世界の食料安全保障に関する「ラクイラ」共同声明(骨子、仮訳(PDF)
、英語原文(PDF)
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G8北海道洞爺湖サミット成果文書
・開発・アフリカ(骨子 /仮訳 /英文 )
・世界の食料安全保障に関するG8首脳声明(骨子 /仮訳 /英文 )
G8グレンイーグルズ・サミット
・アフリカ(骨子/英文(PDF)
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・G8アフリカ行動計画実施に関する進捗報告書(骨子/英文(PDF)
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・G8サミットに向けた小泉総理からアフリカへのメッセージ(和文/英文(PDF)
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G8シーアイランド・サミット
2004年6月にアメリカ・シーアイランドにて開催されました。本会議では、「「アフリカの角」地域における飢餓の循環の打破、農業生産性の向上、食糧事情が不安定な国々における農村開発の促進」イニシアティブの開始が約束されました。
・「「アフリカの角」地域における飢餓の循環の打破、農業生産性の向上、食糧事情が不安定な国々における農村開発の促進」(仮訳/英文(PDF)
)
G8エビアン・サミット
2003年6月にフランス・エビアンにて開催されました。本会議では「G8アフリカ行動計画」の実施報告書が提出されました。
・アフリカ行動計画実施報告書(全文仮訳/仮訳骨子/英文(PDF)
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G8カナナスキス・サミット
2002年6月にカナダ・カナナスキスにて開催されました。本会議では、アフリカ支援問題が議論され、「G8アフリカ行動計画」が採択されました。
・G8アフリカ行動計画(骨子/仮訳/英文)
<国際シンポジウム>
在京米国大使館主催 「食料安全保障 国際シンポジウム」
2010年4月に東京で開催されました。本会議では、産学官の国際的なリーダーが一堂に会し食料安全保障の様々な課題及び課題解決に向けた日米のリーダーシップについてグローバルな視点で議論しました。
・「食料安全保障 国際シンポジウム」における武正外務副大臣挨拶(平成22年4月7日)
<TICAD>
アフリカ開発会議(TICAD)IV
平成20年5月に開催されました。 福田総理は、開会式における基調演説において、ODA倍増や投資倍増支援等今後のアフリカ支援に関するイニシアティブを発表しました。また、全体議長である福田総理の下、議論の内容を総括した「TICAD IV議長サマリー」がとりまとめられ、今後のアフリカ開発の取組・方向性に関する政治的意思を示す「横浜宣言」、同宣言に基づき今後のTICADプロセスの具体的取組を示すロードマップである「横浜行動計画」、TICADプロセスの実施状況の検証を行うための「TICADフォローアップ・メカニズム」の三つの文書が発出されました。
アフリカ開発会議(TICAD)III
平成15年9月に開催されました。本会議において、小泉総理が、人間中心の開発、経済成長を通じた貧困削減、平和の定着を3本柱とする日本の対アフリカ支援方針を表明しました。
アフリカ開発会議(TICAD)II
平成10年10月に開催されました。本会議において、「東京行動計画」が採択され、この中で農業開発の重要性について明記されました。
アフリカ開発会議(TICAD)
平成5年、日本が国連などとの共催で開催したアフリカの開発ための国際会議です。
<食料サミット>
世界食料サミット5年後会合(2002年)
1996年に開催された世界食糧サミットで採択された「世界食料安全保障に関するローマ宣言」に関して、世界の首脳が再度会合し、実施状況を振り返り、今後の確実な取組に向けた政治的意思が再確認され、「飢餓撲滅のための国際的連帯」と題する政治文書を採択しました。
世界食料サミット(1996年)
国連食料農業機関(FAO)の主催により、1996年11月にイタリア・ローマのFAO本部にて開催されました。世界食料サミットは、食料に関する問題をテーマとする初めての首脳レベルの会議であり、21世紀に向けて食料・農業及び食料安全保障問題の重要性に関する世界の認識を高めるとともに、飢餓・栄養不良の撲滅と世界の食料安全保障に向けての対応が議論され、全世界で8億人にのぼる栄養不足人口を2015年までに半減させるとの目標を含む「世界食料安全保障に関するローマ宣言」が採択されました。
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写真出典:外務省「ミレニアム開発目標MDGs」ハンドブック
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