ODA(政府開発援助)
第345回ODA出前講座 開催報告
中京大学法学部
平成29年1月16日
2016年12月2日(金曜日),中南米局南米課 木下事務官を講師として派遣しました。今回の出前講座では,同大学の法学部法律学科2~4年生及び院生約70名を対象に「実務家の視点から見た日本のODA」というテーマで講義を行いました。
講義概要:実務家の視点から見た日本のODA


参加者からの感想(抜粋)
- ODAについて,海外の国々との関係改善及び海外の治安の改善ということのためにも必要だと感じた。
- 日本は他の国に援助している場合ではないと考えていたが,援助の種類や方法がいくつかあること,日本が震災で被害を受けた時には,支援した国が今度は日本を援助してくれたことを知り,ODAに対するイメージが変わった。お金以上に大切な人と人とのつながり,国と国とのつながり,友好関係を作ることが出来るのも悪くないと思った。
- 日本の開発協力はお金による協力だけでなく,教育やライフラインに至るまで協力していること,また,その国々のニーズに合った支援を行っていることなど知った。
- ODAについて講義を聴く前までは興味のなかった分野だったが,知ることが出来て良かった。
- 写真を使っての活動内容の話や現地の子供のメッセージを聞いたりして,自分にも何か出来ることがあるか考えるきっかけになった。
- 日本のODAの評価が高いこと,またその特色が「自助努力の後押し」であることを学んだ。
- 発展途上国への支援が長期的には日本の国益になることがよくわかった。