世界の医療事情

ペルー

平成30年5月11日

1 国名・都市名(国際電話番号)

 ペルー共和国(リマ,クスコ,プノ,アレキパ,ワラス,トルヒーヨ,チクラヨ,ピウラ,カハマルカ,イキトス)(国際電話国番号51)

2 公館の住所・電話番号

在ペルー日本国大使館 (毎週土日休館)
住所:Avenida Javier Prado Oeste 757, Pisos 15 y 16, Magdalena del Mar, Lima
電話:01-219-9500
ホームページ:http://www.pe.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html別ウィンドウで開く

(注)土日以外の休館日は暦年ごとにホームページにて案内していますので,ご覧ください。

4 衛生・医療事情一般

 ペルーは海岸砂漠地帯,山岳地帯(アンデス山脈),森林地帯(アマゾン地域)の3つの地勢に分かれ,これらの地勢によって気候が砂漠性気候から熱帯雨林気候まで多様です。リマ市のある海岸地域は年間を通して雨のほとんど降らない砂漠性気候ですが,赤道に近いにもかかわらず,寒流のフンボルト海流の影響で1年を通して気温もそれほど上がらず,年間を通して常に高湿度であるのが特徴です。5月から11月までの“冬”は1日中雲に覆われ,太陽を見ることは稀で,車の排気ガスと霧でスモッグ状となり,呼吸器疾患が多くなります。

 観光地であるクスコ(標高3,400メートル)やティティカカ湖畔のプノ(標高3,850メートル)などの山岳地帯は極めて高地にあり,高山病への注意が必要です。また,日中と朝晩の気温差が大きく,年間を通して朝晩は摂氏10度以下,5月~8月は氷点下となることもあり,リマとは気候が大きく異なります。

 ペルーの医療システムは公的病院を受診するシステムと私立病院を受診するシステムに大きく分かれ,さらに公的病院は,ペルーの健康保険に加入している者を対象とした病院(EsSalud)と誰でも受診できる公立病院(MINSA)に分かれ,大きくこの3つに分類できます。

 ペルーの医療事情はリマと地方都市では大きく異なります。リマには比較的設備の整った私立病院がいくつかありますが,地方都市には公立病院しかないことも多く,私立病院の設備もそれほど整っていない場合が多いのが現状です。

 一般の公立病院(MINSA)は主に貧困層を対象とした病院で,必要最低限な設備も老朽化等で使用できないことが多く,また健康保険病院(EsSalud)は一般の公立病院(MINSA)に比べると比較的設備は整っていますが,医療レベルは高いとはいえません。旅行者はペルーの健康保険非加入者であっても,救急の場合に限り実費で受診が可能です。地方都市では利用せざるを得ない場合がありますが,これらの病院では,医師の一部しか英語を解さず,スペイン語を話せない外国人が,初診で診療を受けることは現実的にはかなり困難と思われます。

 リマや大都市には民間健康保険の加入者や富裕層,外国人を対象とした私立病院があり,これらの多くは清潔感があり,設備も比較的整っています。また,受付で英語を解する者がいることもあり,さらに英語で診察を受けることできる場合もあります。ただし,私立病院といえども医療技術や診断能力は日本や欧米先進国と比べると高いとは言えず,また医師によってかなりの差がありますのでご注意ください。

5 かかり易い病気・怪我

(1)高山病

 低地から高地に上がった時,その低気圧,低酸素状態に身体が順応できないことが原因で起こる一連の症状を言います。低地から2,500メートルの高地に短時間で移動した成人の約25%に,何らかの高山病症状が認められると言われています。特に低地から飛行機で一気に高地へ上がると症状が出やすくなります。観光地として有名なクスコは3,400メートル,プノ(ティティカカ湖)は3,850メートルの高地にあり,実際,リマからこれらを訪れた旅行者の多くが,何らかの高山病症状を経験すると思われます。軽度の山酔いから,個人の体調によっては比較的重い高山病を起こします。

 高山病の初期症状は,頭痛,呼吸浅薄感,食欲低下,腹部の膨満感などで,就寝後も眠りが浅く,頻回に目を覚ます不眠感も典型的な症状の1つです。高山病は重症化すると肺に水が溜まる「高地肺水腫」や脳がむくむ「脳浮腫」となり,すぐに適切な治療を受けるとともに,急いで低地へ下りないと死に至ることがあります。

 高山病の発症はその日の体調などによっても左右されるため,無理な日程は禁物です。特に高地に到着した初日は十分な休養を取るようにしましょう。過去に高地で高山病にならなかったからといって,次回高山病にならないという保証にはなりません。過去に高山病の経験のある方は,特に注意を要します。また,低酸素状態は心臓や肺に大きな負担をかけるため,心臓疾患や肺疾患のある方は事前に医師に相談されることをおすすめします。

 日本から旅行で来られる方々にとって当地は,日本から長時間の移動,過密な日程の上,主な観光地が3,400メートル以上という肉体的に過酷な環境です。それだけに体調を崩される事例も多く,また,場合によっては緊急で高地から低地に搬送を要することも少なくありません。これらの搬送や民間医療機関での治療には多額の費用が必要となりますので,海外旅行傷害保険に加入されることを強くおすすめします。保険に加入されていない場合,適切な搬送や治療を受けられないことがあります。

高山病の予防

  • (a)高地に到着後,初日は十分な休養をとる(余裕のある計画を心がける。)。これがもっとも大事です。“ゆっくり,ゆっくり”を心がける。空港に着いたら“ゆっくり,ゆっくり”歩き,なるべく階段の使用を避ける。
  • (b)水分を十分に摂る。
  • (c)高地では低気圧,低酸素のため消化機能が低下するので,腹7~8分目を心がける。炭水化物を多めにとり,脂肪分は控えめにする。
  • (d)アルコールの摂取はできるだけ避ける。睡眠薬の使用も控える。
  • (e)スプレー式の酸素缶を売っている観光地もあるので,それを購入して使うと便利。
  • (f)高山病予防薬について
    • アセタゾラミドAcetazolamide(スペイン語ではAcetazolamida,日本での製品名ダイアモックス:Diamox)の内服は高山病の予防効果がある他,頭痛や不眠などの高山病の初期症状を改善させる効果があります。日本では緑内障の薬として医師の処方箋を必要とする医薬品ですが,ペルーの薬局では”Acetazolamida 250”という薬品名で処方箋なしでも購入することができます(リマ空港内の薬局でも購入できます。)。
    • 予防薬としての用法・用量にはまだ定まった基準がありませんが,高地へ行く直前から開始し,高地にしばらく滞在するのであれば数日間飲み続けるのが一般的です。用量は成人1回125~250ミリグラムを朝と就寝前の2回服用します(日本人の場合は1回125ミリグラムでよいと言われています。)。ペルーでは1錠250ミリグラムの物が売られていますので半分に割って服用します。服用後,手指にしびれ感を感じることがあります。体内のK(カリウム)が低下する傾向にあるので,バナナやオレンジなどを食べると良いでしょう。またアセタゾラミドには利尿作用(尿の量を増やす作用)があるので,水分を十分に補給してください。高血圧や心臓病,糖尿病等の慢性疾患をお持ちの方は内服前に必ず医師に相談してください。
    • アセタゾラミドは『高山病にならない薬』ではありません。あくまでも,余裕のある日程,体調管理,水分の補給や飲食,アルコールなどへの注意がより大事であることは言うまでもありません。
(注)『SOROJCHIPILL(ソロチピル)』について
 ペルーの薬局で『高山病の薬』を求めると,必ずと言っていいほどこの『SOROJCHIPILL』を勧められます。このソロチピルの組成はアスピリンとその前駆物質及びカフェインで,これは一般に市販されている頭痛薬とほぼ同じです。当然の事ながら頭痛薬ですので,高地での頭痛には効果があると思われますが,前述のアセタゾラミドのような高山病予防効果はありません。また,継続的に飲み続けることは,特に胃腸の弱い方にとってはおすすめできませんし,アスピリンにアレルギーのある方,カフェインで眠れない方などは注意が必要です。

(2)A型肝炎

 A型肝炎ウイルスに汚染された飲食物(主に水,生野菜,魚貝類など)を食べることによって感染するウイルス感染症で,発症すると発熱,全身倦怠感,黄疸などを認め,入院治療が必要になることがあります。予防にはワクチン接種が有効です。セビッチェに代表されるペルー料理では魚貝類を生で食べる機会も多いので,ワクチンでの予防が重要です。

(3)デング熱

 デング熱は蚊によって伝搬されるウイルス感染症で,通常5日程度の潜伏期の後,高熱で発症します。頭痛,関節痛,発疹を伴い,この発疹は胸部,体幹から四肢,顔面へ広がります。通常は1週間程度で自然軽快します。デング熱の一部にデング出血熱という重症化を呈するものがあります。2015年ではペルー国内で確定診断,疑い例合わせて39,440件が報告されています。流行する地域は森林地帯に限らず,北部海岸地帯でも流行しています。デング熱には予防薬も特効薬もありませんので,長袖シャツや蚊帳を利用するなど,蚊に刺されない対策が大切です。

(4)ジカ熱

 蚊によって伝搬されるウイルス感染症で,症状はデング熱に似ています。重症化は少ないのですが,妊婦の感染による胎児の小頭症が問題となっています。2015年末頃より主に中南米で流行が始まり,ペルー国内では2016年1月に輸入症例,4月に性感染例,5月に初めて蚊による国内感染例が確認され,6月までに計93件が報告されています。

(5)黄熱

 蚊によって伝搬されるウイルス感染症で,3~6日の潜伏期の後に発症し,致命率は20~50%といわれています。治療法はなく,予防にはワクチン接種が有効です。2015 年のペルー国内での確定患者数は11人で,そのほとんどがアマゾン地域で発生しています。イキトスなどのジャングル地帯へ入られる方は,長袖シャツや蚊帳を利用するなど,蚊に刺されない対策とともに,黄熱ワクチンの接種をおすすめします。ワクチンは2016年7月よりそれまでの10年間から生涯有効となりました。今までのイエローカードも同様に生涯有効となりますので,大切に保管してください。

(6)マラリア

 アマゾン地域には一年を通してマラリアが存在しています。2015年のペルー国内での発生件数は62,220件です。ジャングル地帯へ入られる方は,長袖シャツや蚊帳を利用するなど,蚊に刺されない対策とともに,必要に応じて抗マラリア予防薬を内服することも考慮に入れる必要があります。

(7)交通事故

 交通マナーは中南米諸国一般に良好とはいえませんが,とりわけペルーにおいては,近年の急激な自動車の普及に交通インフラ,交通規範の遵守意識いずれもが追いついておらず,交通事情は劣悪です。信号無視,指示器の不使用,無理な追い抜き,一時不停止等は常態化しており,レンタカー等で都市部を運転するには相当の危険を伴います。また,事実上車優先の交通ルールであるため,町中を歩く際には,例え青信号であっても右左折車は停まってくれないものと考え,十分な安全確認が必要です。

6 健康上心がける事

  • (1)水道水は飲用に不適です。ミネラルウォーターを飲むようにしましょう。
  • (2)肉,魚介類,卵は鮮度に注意し,大型スーパーや信用のある店で購入してください。
  • (3)セビッチェなど生の魚介類を食べる場合は,衛生状態の良いレストランを選んでください。
  • (4)リマ市を含めペルーには狂犬病が存在するので,野犬や野生動物には注意しましょう。また,犬を飼う場合,必ず狂犬病の予防接種をしてください。
  • (5)リマ市は湿度が高い割には雨が少なく,大気は埃っぽいので,外出から帰宅後はうがいを励行してください。
  • (6)家屋内にはダニが発生し易いので,よく換気をした上で掃除機をかけることを心がけてください。場合によっては室内を薫蒸する必要があります。

7 予防接種(ワクチン接種機関を含む)

(1)必要な予防接種

 生の魚貝類を食べる機会も多いので,A型肝炎ワクチンは特にすすめられます。またB型肝炎,破傷風も推奨されます。黄熱ワクチンの接種は義務付けられていませんが,イキトスなどのアマゾン地域へ行く場合は接種が推奨されます。

(2)ペルーの小児定期一般予防接種一覧(ペルー保健省2016年)

ペルーの小児定期一般予防接種一覧
  1回目 2回目 3回目 4回目 5回目
BCG 出生時        
B型肝炎 出生時/2ヶ月 4ヶ月 6ヶ月    
ポリオ 2ヶ月 4ヶ月 6ヶ月 18ヶ月 4歳
DPT(3種混合) 2ヶ月 4ヶ月 6ヶ月 18ヶ月 4歳
Hib 2ヶ月 4ヶ月 6ヶ月 18ヶ月  
肺炎球菌 2ヶ月 4ヶ月 12ヶ月    
麻疹 12ヶ月 4歳      
風疹 12ヶ月 4歳      
おたふく風邪 12ヶ月 4歳      

 医療機関によって,上記スケジュールは若干異なります。私立病院では,不活化ポリオ(IPV),DPT,B型肝炎,Hib(インフルエンザ菌b型)が一つになった混合ワクチンの接種が一般的です。

(3)小児が現地校に入学・入園する際に必要な予防接種・接種証明書

 入学・入園の際にワクチンの接種記録・接種証明の提出を求められることがあります。事前に学校と連絡を取って,必要事項を確認してください。

8 乳児検診

 日本のように決まったスケジュールはなく,小児科医が適宜行っています。

9 病気になった場合(医療機関等)

 私立病院の医療費は概して高額です。海外旅行傷害保険への加入をおすすめします。保険に加入していない場合,入院治療を受けるに際し,高額の保証金(1,000~2,000米ドル)の支払い(クレジットカードでも可)を要求されることがあります。たとえ保険に加入していても,日本の保険会社との確認に時間(数日)を要することが多く,入院当初は前述と同様に保証金の支払いを要求されることがあります。

 基本的には日本語を解する医師はおらず,病院によっては日本語を話せる日系人医師が例外的にいるという程度です。

 また,主要な医療機関の救急部門は原則的に24時間対応しています。

リマ市

救急車

公的救急車(無料)
  • SAMS:116
  • 消防隊:118
  • 警察:106
民間救急車(有料)
  • ALERTA MEDICA:(01)-416-6777, 416-6767
  • DELTA HEART:(01)-333-2121, 222-0228
  • CLAVE 5:(01)-467-5171, 467-4861

 その他,下記私立病院は自前や契約の救急車を持っています。

病院・診療所

(1)Clínica San Felipe(サン・フェリペ病院)
(ア)Clínica San Felipe(サン・フェリペ病院):私立総合病院
所在地:Av. Gregorio Escobedo 650, Jesús María, Lima
電話:(01)-219-0000,(救急:内線8138)
ホームページ:http://www.clinicasanfelipe.com別ウィンドウで開く
概要:病床数63床の総合病院で8床の集中治療室があります。日本国大使館や日秘総合診療所の近くにあります。各種予防接種も実施可能です。評価の高い臨床検査(血液検査)施設を併設しています。MRI,CTスキャン,内視鏡検査,超音波検査,マンモグラフィー,核医学検査等の画像診断装置,腎結石破砕装置も完備しています。心臓外科手術,腎移植も行われています。同じ敷地内に心臓血管造影施設(狭心症や心筋梗塞の検査・治療)を併設しており,心臓救急にも対応しています。
(イ)Clínica San Felipe –Sede Camacho(サン・フェリペ病院 - カマチョ外来診療所)
所在地:Av. Javier Prado Este 4841, Camacho, La Molina, Lima – Perú
電話:(01) -219-0000, (救急:内線 8711)
ホームページ:http://www. clinicasanfelipe.com/別ウィンドウで開く
(2)Policlínico Peruano Japonés(日秘総合診療所):私立総合外来診療所
所在地:Av. Gregorio Escobedo 783, Jesus Maria, Lima
電話:(01)-204-2100,ファックス:(01)-204-2125
ホームページ:http://www.policlinicoperuanojapones.org別ウィンドウで開く
概要:ペルー日系人協会が運営する総合外来診療所で,入院設備はありません。日本国大使館に近く,日秘文化会館の隣にあります。近くに血液検査センターとリハビリセンターを併設しています。常時ではありませんが,日本語を少し話せる日系人医師も勤務しています。医療費が比較的安いこともあって一般のペルー市民の受診者が多く,外来はいつも混雑しています。診療時間は,月~金曜日8時- 18時(診療科によって時間が異なります),土曜日は17時までです。日祝日は休診です。
(3)Clínica Centenario Peruano Japonesa(日秘移住百周年病院):私立総合病院
所在地:Av. Paso de Los Andes 675, Pueblo Libre, Lima
電話:(01)-208-8000
ホームページ:http://www.clinicapj.org.pe別ウィンドウで開く
概要:ペルー日系人協会が運営する2005年創立の病床数135床の総合病院。集中治療室,CTスキャン,MRI,超音波検査,内視鏡検査,マンモグラフィー,核医学検査,骨密度計等の画像診断装置を完備しています。常時ではありませんが,日本語を少し話せる日系人医師も勤務しています。
(4)Clínica San Borja(サン・ボルハ病院):私立総合病院
所在地:Av. Guardia Civil 337, San Borja, Lima
電話:(01)-635-5000 (Sanna)
ホームページ:http://www.sanna.pe別ウィンドウで開く
概要:1975年創立の病床数100床の総合病院で,8床の集中治療室と3床の小児集中治療室があります。CTスキャン,MRI,超音波検査,内視鏡検査,マンモグラフィー,核医学検査等の画像診断装置,高圧酸素治療装置,血液透析,腎結石破砕装置などの施設も完備しています。各種血管造影検査,心臓血管造影施設(狭心症や心筋梗塞の検査・治療)があり,心臓救急にも対応しています。心臓血管外科,脳外科手術も行われています。歯科もあります。
(5)Clínica San Pablo(サン・パブロ病院):私立総合病院
所在地:Av. El Polo 789, Urb.El Derby de Monterrico - Surco, Lima
電話:(01) -610-3333
ホームページ:http://www.sanpablo.com.pe別ウィンドウで開く
概要:スルコ地区,米国大使館の近くにある病床数112床の総合病院で,7床の集中治療室,6床の新生児集中治療室があります。MRI,CTスキャン,内視鏡検査,超音波検査,核医学検査等の画像診断装置,高気圧治療装置,放射線治療装置も完備しています。心臓外科,心臓血管造影施設(狭心症や心筋梗塞の検査・治療)があり,心臓救急にも対応しています。
(6)Clinica Internacional(クリニカ・インターナショナル):私立総合病院
所在地:Av. Guardia Civil 385 ,SAN BORJA, Lima
電話:(01)-619-6100
ホームページ:http://www.clinicainternacional.com.pe/別ウィンドウで開く
概要:入院設備がある総合病院で,集中治療室や24時間救急室を備え,各種検査が可能です。比較的診療費が安いこともあり,救急外来は待合室や廊下などを含め多くの人で混み合っています。
(7)Clínica Anglo Americana Sede Central(アングロ・アメリカナ病院)
(ア)Clínica Anglo Americana Sede Central(アングロ・アメリカナ病院):私立総合病院
所在地:Av. Alfredo Salazar 350, San Isidro, Lima
電話:(01)-616-8900,(救急:内線1132,(01)-616-8902)
ホームページ:http://www.clinicaangloamericana.pe/別ウィンドウで開く
概要:病床数69床の総合病院で,11床の集中治療室があります。CTスキャン,MRI,内視鏡検査,超音波検査,マンモグラフィー,核医学検査等の画像診断装置を完備しています。心臓血管造影施設(狭心症や心筋梗塞の検査・治療)があり,心臓救急にも対応しています。
(イ)Clínica Anglo Americana Sucursal La Molina(アングロ・アメリカナ病院―モリーナ支部)
所在地:Av. La Fontana 362, La Molina
電話:(01) -616-8989,救急: (01) -616-8990
(8)Clínica Ricardo Palma(リカルド・パルマ病院):私立総合病院
所在地:Av. Javier Prado Este 1066, San Isidro, Lima
電話:(01)-224-2224,224- 2226(救急:大人 内線1228,小児 内線1169)
ホームページ:http://www.crp.com.pe別ウィンドウで開く
概要:病床数156床の総合病院で,20床の集中治療室と5床の小児集中治療室があります。MRI,CTスキャン,超音波検査,内視鏡検査,マンモグラフィー,核医学検査等の画像診断装置を完備しています。各種血管造影検査,心臓血管造影施設(狭心症や心筋梗塞の検査・治療)があり,心臓救急にも対応しています。心臓血管外科,脳外科手術も行われています。月70件ほどのお産を扱っており,新生児集中治療室も完備されています。癌治療センターを併設しており,放射線治療や外来での化学療法を行っています。救急部門は成人用と小児用に分かれています。
(9)Clinica Delgado(デルガード病院):私立総合病院
所在地:Av. Angamos Oeste cdra.4, esquina General Borgono Miraflores, Lima
電話:(01)-377-7000
ホームページ:http://http://clinicadelgado.pe/別ウィンドウで開く
概要:病床数170床, 医師数は非常勤含めて約300人の大規模総合病院です。2014年開設で最新の機器やシステムを備えており,ペルーで最も近代的な病院のひとつと言えます。屋上にヘリポートがありヘリでの搬送にも対応可能です。
(10)Clínica Miraflores(クリニカ・ミラフローレス):私立産婦人科病院
所在地:Jose Antonio Encinas 141, Miraflores, Lima
電話:(01)-610-9696
ホームページ:http://www.igf.com.pe別ウィンドウで開く
概要:12室の個室,新生児集中治療室を持つ産婦人科専門病院で,月30件ほどのお産を扱っています。不妊治療にも力を入れています。
(11)Odontologia Especializada KAWASHIMA(カワシマ歯科医院)
所在地:JR. CAHUIDE 900 BLOCK - 4B DPTO.102, Jesus-Maria, Lima
電話:(01)-471-3179
モバイル:9936-68993
メール:odontokawashima@yahoo.com.pe
概要:日本語で対応可能です。予約制ですので,診察する前に電話かメールでの予約が必要となります。
(12)Dr. Jorge SETO(瀬戸歯科医院)
所在地:Av. Jorge Basadre 489, Dpto. 404, San Isidro, Lima
電話:(01)-442-5790
概要:日系の歯科開業医で,日本語で会話が可能です。サンイシドロ地区のビル内で開業しています。診察時間は,月・火・木・金曜日9時30分-20時,土曜日15時~18時。水曜日は休診。
(13)Dr. Sergio Paredes Kuriyama (パレデス歯科医院)
所在地:Calle Los Higos 150, of. 302, La Molina, Lima
電話:(01)-437-0726(診療時間は電話でご確認ください)
概要:日系の歯科開業医で,日本語で会話が可能です。ラモリーナ地区のビル内で開業しています。
(14)Dr. Alberto Yamashiro Hiyane(ヤマシロ歯科医院)
所在地:Calle Morales Duarez 131, San Borja, Lima
電話:(01)-267-0683
概要:虫歯の治療からインプラントまで幅広く治療が可能です。スペイン語での診療になります。

クスコ・マチュピチュ方面

(1)Clínica CIMA
(ア)Clínica CIMA en Cusco Clínica San José:私立総合病院
所在地:Paseo de los Heroes 978Av. Los Incas 1408-B, Cusco
電話:+51 84 255550,051 84 255550(緊急)(084)-24-3367
ホームページ:http://www.cima-clinic.com/別ウィンドウで開く
概要:クスコにある入院設備を備えた総合病院で,高山病の治療も可能です。
(イ)Clínica CIMA en Urubamba:私立診療所
所在地:Av. La Cantuta G-8, Urubamba
電話:+51 84 201333
概要:クスコからマチュピチュへの途上に位置する,ウルバンバにある出張診療所です。医師が常駐し,簡易な検査設備や治療器機を備えています。重症の場合は,病院所有の救急車でクスコの本院への搬送を行っています。

10 その他の詳細情報入手先

11 現地語・一口メモ

  • 医師:Médico(メディコ),Doctor(ドクトール)
  • 歯科医師:Dentista(デンティスタ)
  • 飲み薬:Medicina(メディシーナ),Medicamento(メディカメント)
  • 注射:Inyección(インジェクシオン)
  • 頭痛:Dolor de Cabeza(ドロール・デ・カベッサ),Jaqueca(ハケカ)
  • 胸痛:Dolor en el pecho(ドロール・エン・エル・ペチョ)
  • 腹痛:Dolor de estómago(ドロール・デ・エストマゴ)
  • 下痢:Diarrea(ディアレア)
  • 発熱(熱):Fiebre(フィエブレ)
  • 吐き気:Náusea(ナウセア)
  • 傷:Herida(エリーダ)
  • 具合が悪い。:
    (私)Me siento mal.(メ・シエント・マル)
    (他の人)Se siente mal.(セ・シエンテ・マル)
  • 病院へ連れて行って欲しい。:
    (私)Quiero que me lleve a un hospital.(キエロ・ケ・メ・ジェベ・ア・ウン・オスピタル)
    (他の人)Quiero que lo (女性ならlalleven a un hospital. (キエロ・ケ・ロ・(女性なら ラ)ジェベン・ア・ウン・オスピタル)
  • 病院へ連れて行ってください。:
    (自分)¿ Me puede llevar a un hospital? (メ・プエデ・ジェバール・ア・ウン・オスピタル?)
    (他の人)¿ Lo(女性なら Lapuede llevar a un hospital? (ロ(ラ)・プエデ・ジェバール・ア・ウン・オスピタル?)
  • 高山病:Mal de altura(マル・デ・アルトウーラ),soroche(ソロチェ)
  • マラリア:Malaria(マラリア)
  • デング熱:Dengue(デンゲ)
  • 腸チフス:Tifoidea(ティフォイデア)
  • 肝炎:Hepatitis(エパティティス)
  • 破傷風:Tétanos(テタノス)
  • 狂犬病:Rabia(ラビア)
  • コレラ:Cólera(コレラ)

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