世界の医療事情
ペルー
1 国名・都市名・国際電話番号
ペルー共和国(国際電話番号51)
2 公館の住所・電話番号
- 在ペルー日本国大使館(毎週土曜日、日曜日休館)
- 住所:Av. San flipe 356, Jesús María, Lima
- 電話:(01)-219-9500
- ホームページ:在ペルー日本国大使館
(注)土曜日、日曜日以外の休館日は暦年ごとにホームページにて案内していますので、ご覧ください。
4 衛生・医療事情一般
(1)気候
ペルーは地理的に、砂漠が広がる沿岸部のコスタ(海岸地帯)、アンデス山脈が連なる高地のシエラ(山岳地帯)、アマゾン河流域のセルバ(密林地帯)の3つの地域に大きく分けられ、砂漠性気候から熱帯雨林気候まで多様な気候を有します。首都リマのある海岸地域は年間を通して降雨が少ない砂漠性気候であると同時に、赤道に近いにもかかわらず、寒流であるフンボルト海流の影響で1年を通して気温がそれほど上がらず、年間を通して常に高湿度であることが特徴です。5月から10月までの"冬"の期間は、1日中雲に覆われ太陽を見ることが少なくなります。また、自動車の排気ガスと霧でスモッグ状となるため呼吸器疾患が多くなります。
観光地であるクスコ(標高3,400メートル)やチチカカ湖畔のプーノ(標高3,850メートル)などの山岳地帯は極めて標高が高く、高山病に対する注意が必要です。また、同地域は日中と朝晩においての気温差が大きく、年間を通して朝晩は摂氏10度以下まで冷え込みます。5月から8月は氷点下となることもあり、またリマでは"夏"にあたる11月から4月山岳地帯は雨期で逆に気温が上がらない時もある等、リマとは気候が大きく異なることにご留意ください。
(2)医療水準
ペルーの医療機関は、私立病院の他、公的病院として、ペルーの健康保険への加入者を対象とした病院(EsSalud)および誰でも受診できる公立病院(MINSA)が存在し、大きくこの3つに分類できます。
一般の公立病院(MINSA)は主に貧困層を対象とした病院で、設備が老朽化しており衛生上の問題が懸念されます。一方、健康保険病院(EsSalud)は一般の公立病院(MINSA)と比べると設備は整っていますが、同国の健康保険に加入していない者は受診が難しく、また大変に混雑しています。そのため、在留外国人は私立病院を受診することが一般的です。
地方においてはリマと比べ医療水準が大変低い地域が多く存在します。公立病院しか存在しないことも多く、私立病院であっても設備が整備されていないのが現状です。
(3)病院受診時のアドバイス
リマにある私立病院の多くは清潔感があり設備も比較的整っていますが、民間の医療保険加入者、富裕層、外国人などを対象としており、診療費は大変高額となっています。また、先述のとおり地方の医療水準は大変低いため、重症の場合はリマへの搬送(地理的に空路の可能性が高くなります)が常に想定されます。渡航に際しては高額な医療費や搬送費用をカバーした海外旅行傷害保険への加入を強くおすすめします。
私立病院といえども医療技術や診断能力に関して日本や欧米先進国と比べると決して高いとは言えず、また医師によりかなりの差がありますのでご注意ください。診療や受診手続きに関しては、基本的にはスペイン語で行われ、日本語を解する医師を探すことは極めて難しいと言えます。
5 かかり易い病気・怪我
(1)高山病
低地から高地へ急に移動した時、低気圧および低酸素状態に対して身体が順応できないことが原因で起こる一連の症状を言います。観光地として有名なクスコは3,400メートル、プーノ(チチカカ湖)は3,850メートルの高地にあり、実際、リマから同地を訪れた旅行者の多くは、何らかの高山病症状を経験します。
高山病の初期症状として、頭痛、消化器症状(嘔気、食欲不振、腹部の膨満感、消化不良など)、倦怠感・虚脱感、めまい・もうろう感、不眠(就寝後も眠りが浅く、頻回に目が覚ます)、呼吸浅薄感などがあります。高山病は重症化すると肺に水が溜まる「高地肺水腫」や脳がむくむ「脳浮腫」となり、すぐに適切な治療を受けると共に急いで低地へ下がらないと死に至ることがあります。
高山病の発症は個人差とともにその日の体調によっても左右されるため、過去に高地で高山病にならなかったからといって次回も高山病にならないという保証はありません。また、低酸素状態は心臓や肺に大きな負担をかけるため、高血圧、心臓疾患や肺疾患をはじめ持病がある方は渡航前に医師にご相談ください。場合によっては緊急で高地から低地に搬送を要することも少なくありませんが、これらの搬送には多額の費用が必要となります。高額な医療費や搬送費用をカバーした海外旅行傷害保険への加入を強くおすすめします。もし保険に加入されていない場合、適切な搬送や治療を受けられないことがあります。
高山病の予防
- 高地に到着後、初日は十分な休養をとってください。無理のない旅行計画が大切です。
- "ゆっくり、ゆっくり"を心がけ、空港に着いたら"ゆっくり、ゆっくり"歩き、なるべく階段の使用を避けてください。
- 水分を十分に摂ってください。
- 暴飲暴食を避け(腹7から8分目を心がけてください)、炭水化物を多めにとり、特に脂肪分は控えてください。
- アルコールの摂取や睡眠薬の使用はできるだけ避けてください。
- スプレー式の酸素缶を販売している観光地もあるので、それを携帯して使うと軽症の場合は症状の緩和になります。しかし、治療用には容量が大変少なく過信は禁物です。移動手段、宿泊先などにおいて、すぐに治療用の酸素ボンベにアクセスできるかどうかを確認しておくことは大変重要です。
- 高山病予防薬について
アセタゾラミドAcetazolamide(スペイン語ではAcetazolamida、日本での製品名はダイアモックス:Diamox)の内服は高山病に対する予防効果がある他、頭痛や不眠などの高山病の症状を改善させる効果があります。ただし、アセタゾラミドは『高山病にならない薬』ではなく、高地への順応障害を少し遅延させる効果しかありません。あくまでも、その他の予防手段が重要であり、高山病を発症した場合は同薬に頼らず低地に降りるなどすぐに治療を開始することが重要です。アセタゾラミドは日本では医師の処方箋を必要とする医薬品です。持病のある方は内服できない場合がありますので、特に慢性疾患のある方は、必ず渡航前に本邦の医師にご相談ください。なお、アセタゾラミドには利尿作用(尿の量を増やす作用)があるため、水分の補給は十分に行ってください。
(2)感染性胃腸炎、A型肝炎、腸チフス
病原体によって汚染された飲食物(主に水、生野菜、魚貝類など)を食べることによって感染する感染症です。食事前には手をしっかり洗うとともに、飲食物の衛生状態に充分注意してください。
A型肝炎、腸チフスの予防にはワクチンの接種が有効です。セビチェに代表されるペルー料理では魚貝類を生で食べる機会も多いので、事前の予防接種をお勧めします。
(3)デング熱
デング熱は、デング熱ウイルスによって起こる感染症で、このウイルスを保有している蚊(ネッタイシマカ、ヒトスジシマカ等)に刺されることによって感染します。2から14日(通常3から7日)の潜伏期間の後、およそ2から4割の人に38から40℃の発熱で発症し、頭痛、関節痛、嘔吐等が現れます。通常、3から5日で解熱し、解熱とともに発疹が現れます。デング熱患者の一部は、稀に重症化してデング出血熱やデングショック症候群を発症することがあり、早期に適切な治療が行われなければ死に至ることがあります。急な発熱などの症状が出た場合には、すぐに最寄りの医療機関を受診することをお勧めします。予防は防蚊対策になります。
(4)ジカ熱
ジカウイルスを持ったネッタイシマカやヒトスジシマカに刺されることで感染します。また、母胎から胎児への感染(母子感染)、輸血や性交渉による感染リスクも指摘されています。症状はデング熱に似ています。頻度は多くありませんが、後遺症として神経麻痺を引き起こしたり、妊婦の感染により胎児の小頭症の原因となったりすることが問題となっています。ジカウイルス感染症に有効なワクチンはなく、予防は防蚊対策になります。
(5)黄熱
黄熱は、ネッタイシマカが媒介する黄熱ウイルスに感染することにより発病します。潜伏期間は3から6日、高熱、頭痛、筋肉痛、嘔吐、出血性黄疸等の症状があり、重症化した場合の致死率は約50パーセントです。特にイキトス等のアマゾン地域や国境を越えてブラジルに行く予定の方は、防蚊対策とともに、黄熱予防接種(生涯有効)を受けておくことをお勧めします。
なお、ペルーは世界保健機関(WHO)等により黄熱リスク国と認識されている(2024年現在)ため、ペルー渡航後に第三国へ入国する際に黄熱予防接種証明書(イエローカード)の提示を求められる場合があります。各渡航先の情報収集を行うようにしてください。
(6)マラリア
マラリア原虫をもった蚊(ハマダラカ属)に刺されることで感染する病気です。ペルーでは標高2,000m以下の全域で、一年を通してリスクがあります。1週間から4週間ほどの潜伏期間をおいて、発熱、寒気、頭痛、嘔吐、関節痛、筋肉痛などの症状が出ます。
ヒトのマラリアには複数の種類があり(熱帯熱マラリア、三日熱マラリア、四日熱マラリア等)があり、その中でも、熱帯熱マラリアは発症から24時間以内に治療しないと重症化し、しばしば死に至ります。
マラリアには予防薬があります。ジャングル地帯へ行かれる方は、防蚊対策とともに、必要に応じて予防薬の内服等について専門医に相談してください。
(7)交通事故
ペルー国内においては、交通マナーが大変に悪い上に、近年の急激な自動車の普及に対して交通インフラ、交通規範の遵守意識が追いついておらず、その交通事情は劣悪な状況です。信号無視、指示器の不使用、無理な追い抜き、一時不停止等は常態化しており、都市部を運転する際には相当な危険を伴います。また事実上、車優先の交通ルールであるため、歩く際には例え青信号であっても車は停車しないものと考えて十分な安全確認を行ってください。
6 健康上心がけること
- 水道水は飲用に不適です。市販のミネラルウォーターを飲むようにしてください。
- 肉、魚介類、卵は鮮度に注意し、大型スーパーや信用のある店で購入してください。
- セビチェなど生の魚介類を食べる場合は、衛生状態の良いレストランを選んでください。
- リマ市を含めペルーには狂犬病が存在するので、野犬や野生動物には注意しましょう。狂犬病を発症するとほぼ100%死亡します。動物に咬まれた時は、すぐに傷口を流水と石鹸で洗い、できるだけ早く必ず医療機関で診察を受け予防接種(曝露後接種)を受けてください。また、犬を飼う場合、必ず狂犬病の予防接種をしてください。
- リマ市では、自動車の排気ガスや工場からの粉塵などによる大気汚染が深刻です。原因不明の咳や痰が続いたり、鼻炎などのアレルギー症状が増悪したりする場合もあります。予防策としては、マスク、帰宅後のうがいの励行などが考えられます。
- 家屋内にはダニが発生し易いので、よく換気をした上で掃除機をかけることを心がけてください。場合によっては室内を薫蒸する必要があります。
- 紫外線が非常に強いため必要に応じて日焼け止めの塗布、帽子、サングラスの着用などを行って下さい。
7 予防接種(ワクチン接種機関含む)
(1)赴任者に必要な予防接種
常に推奨:
- A型肝炎
- B型肝炎
- 腸チフス
状況によって推奨:
- 狂犬病(小児、洞窟探索など野外活動が多い、動物を取り扱う、遠隔地・地方に長期間滞在する、など)
- 黄熱(2,300m以下の密林地域に滞在する年齢9か月以上のすべての旅行者。また、ペルーの後、入国にイエローカードの提示が必要とされる国へ渡航する場合。)
ペルーに限らず推奨される一般的なワクチン:
- MMR(麻疹、風疹、おたふくかぜ)
- DTP(ジフテリア、破傷風、百日咳)
- 水痘
- ポリオ
- インフルエンザ
(2)小児の定期予防接種
予防接種名 | 初回 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 |
---|---|---|---|---|---|
BCG、B型肝炎 | 出生時 | ||||
ポリオ | 2か月 (注射) |
4か月 (注射) |
6か月 (注射) |
18か月 (経口) |
4歳 (経口) |
5種混合:DTP(ジフテリア、破傷風、百日咳) B型肝炎、Hib(ヘモフィルスインフルエンザ菌b型) |
2か月 | 4か月 | 6か月 | ||
DTP(ジフテリア、破傷風、百日咳) | 18か月 | 4歳 | |||
ロタウイルス(経口) | 2か月 | 4か月 | |||
MMR(麻疹、風疹、おたふくかぜ) | 12か月 | 18か月 | |||
水痘 | 12か月 | ||||
黄熱 | 15か月 | ||||
インフルエンザ | 6か月 | 7か月 | |||
肺炎球菌 | 2か月 | 4か月 | 12か月 | ||
A型肝炎 | 15か月 | ||||
HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチン | 9から18歳 |
(3)小児が現地校へ入学・入園する際に必要な予防接種・証明書
入学・入園の際にワクチンの接種記録・接種証明書の提出を求められることがあります。事前に学校と連絡を取り、必要事項をご確認ください。
8 病気になった場合(医療機関)
(首都)リマ
救急車
公的救急車(無料)
- SAMU:106
- 消防隊:116
- 警察:105
民間救急車(有料)
- CLAVE 5:(01)-467-5171、(01)-251-8899
- MISION MEDICA:(01)-435-7777
その他、私立病院によっては独自の救急車を用意している場合があります。
【医療機関】
- (1)Clínica Anglo Americana(アングロ・アメリカナ病院)
- 所在地:Calle Alfredo Salazar N350, San Isidro, Lima
- 電話:(01)-616-8900、ガイダンスに従い0を選択
- ホームページ:Clínica Anglo Americana(スペイン語)
- 概要:入院設備がある総合病院で、集中治療室や24時間救急室を備え、各種検査や予防接種が可能です。英語を話すスタッフが多く在籍しており、英語での対応が可能な希少な病院です。
- (2)Clínica Delgado(デルガド病院):私立総合病院
- 所在地:Calle General Borgono, Miraflores, Lima
- 電話:(01)-377-7000
- ホームページ:Clínica Delgado(スペイン語)
- 概要:入院設備がある総合病院で、集中治療室や24時間救急室を備え、各種検査や予防接種が可能です。最新の機器や屋上ヘリポートを備え、ペルーで最も近代的な病院のひとつです。外国人患者サービス部門が存在します。また、別の敷地に健康診断施設もあります。
- (3)Clínica Centenario Peruano Japonesa(日秘百周年記念病院):私立総合病院
- 所在地:Av. Paso de Los Andes 675, Pueblo Libre, Lima
- 電話:(01)-208-8000(内線:6001)
- ホームページ:Clínica Centenario Peruano Japonesa(スペイン語)
- 概要:ペルー日系人協会が運営する総合病院。集中治療室や24時間救急室を備え、各種検査や予防接種が可能です。少数ながら、日本語を少し話せる日系人医師も在籍しています。
- (4)Policlínico Peruano Japonés(日秘総合診療所):私立総合外来診療所
- 所在地:Av. Gregorio Escobedo 783, Jesús María, Lima
- 電話:(01)-204-2100
- ホームページ:Policlínico Peruano Japonés(スペイン語)
- 概要:ペルー日系人協会が運営する総合外来診療所で、入院設備はありません。日秘文化会館の隣にあります。少数ながら、日本語を少し話せる日系人医師も在籍しています。医療費が他の私立病院に比べ安いこともあって、一般のペルー市民の受診者が多く外来はいつも混雑しています。
- (5)Clínica San Felipe(サン・フェリペ病院):私立総合病院
- 所在地:Av. Gregorio Escobedo 650, Jesús María, Lima
- 電話:(01)-219-0000
- ホームページ:Clínica San Felipe(スペイン語)
- 概要:集中治療室や24時間救急室を備える総合病院で、各種検査や入院治療が可能です。日秘文化会館の近隣にあります。臨床検査施設Laboratorio Clínico ROE(土曜日、日曜日、祝日を含む24時間対応)を併設しており、血液検査や予防接種のみの対応も可能です。
- (6)Clínica San Pablo(サン・パブロ病院):私立総合病院
- 所在地:Av. El Polo 789, Santiago de Surco, Lima
- 電話:(01)-610-3333、981-124-011(携帯)
- ホームページ:Clínica San Pablo(スペイン語)
- 概要:米国大使館のあるスルコ区を代表する総合病院です。
- (7)Clínica Miraflores(クリニカ・ミラフローレス):私立産婦人科病院
- 所在地:Jose Antonio Encinas 141, Miraflores, Lima
- 電話:(01)-610-9696、994-202-881(携帯)
- ホームページ:Clínica Miraflores(スペイン語)
- 概要:産婦人科専門病院。不妊治療にも力を入れています。
- (8)Pedikids:私立小児科クリニック
- 所在地:Calle Monterosa 233 Of. 705 Santiago de Surco, Lima
- 電話:(01)-750-9724、WhatsApp:946-093-307
- ホームページ:Pedikids(FacebooK)(スペイン語)
- 概要:眼科、皮膚科など内科・外科以外の診療科目にも対応しています。スペイン語の他、英語での診療が可能です。
- (9)Pediatría Especializada:私立小児科クリニック
- 所在地:Enrique Palacios 360, Oficina 411, Miraflores
- 電話:(01)-277-5936
- メール:info@pedriatriaespecializada.com
- ホームページ:Pediatría Especializada(スペイン語)
- 概要:小児内科、新生児専門医、小児歯科・矯正歯科医が在籍するクリニックです。スペイン語の他、英語での診療が可能です。
- (10)Campos Kawashima, César(歯科開業医)
- 所在地:JR.Cahuide 900 Block - 4B Dpto.102, Jesus Maria, Lima
- 電話:993-668-993
- 概要:日本語で対応可能です。診察する前に電話かWhatsAppメッセージでの予約が必要となります。
- (11)Yamashiro Hiyane, Alberto(歯科開業医)
- 所在地:Ca. Vicente Morales Duarez 131, San Borja
- 電話:999-650-515
- 概要:インプラント、根管治療の専門歯科医。
スペイン語、ポルトガル語での診療が可能です。電話かWhatsAppでの予約が必要となります。
クスコ・マチュピチュ方面
医療機関
- (1)Centro Medico CIMA
-
- ア Centro Medico CIMA en Cusco(シマ診療所クスコ):私立診療所
- 所在地:Av. Pardo Paseo de los Heroes 978, Cusco
- 電話:(084)-255550
- ホームページ:Centro Medico CIMA(スペイン語)
- 概要:クスコにある入院設備を備えた診療所で、高山病の治療も可能です。診療所所有の救急車で出張診療および搬送を行っています。スペイン語のみ対応が可能です。
- イ Centro Medico CIMA en Urubamba(シマ診療所ウルバンバ):私立診療所
- 所在地:Av. La Cantuta G-8, Urubamba
- 電話:(084)-201333
- 概要:クスコからマチュピチュへの途上に位置する、ウルバンバにある出張診療所です。医師が常駐し、簡易な検査設備や治療器機を備えています。重症の場合は、診療所所有の救急車でクスコの本院への搬送を行っています。
- (2)Clínica Pardo (パルド・クリニック):私立総合病院
- 所在地:Av. de La Cultura 710, Cusco
- 電話:989-425-312(24時間外国籍患者サービス部)、(084)-231718
- ホームページ:Clínica Pardo(Facebook)(スペイン語)
- 概要:入院ベッド数30床、ICUベッド数6床、救急車を有する総合病院で、一般外科手術、脳外科手術、心臓カテーテル治療、24時間救急、国内外への患者空輸搬送サービスなどを行っています。スペイン語の他、英語での診療が可能です。
- (3)Clínica Peruano Suiza
-
- Clínica Peruano Suiza en Cusco(ぺルアノ・スイサ・クリニック クスコ):私立総合病院
- 所在地:Urb. Quispicanchis Av.Peru K-3, Cusco
- 電話:(084)-237-009、989-316-622
- メール:consultas@cps.com.pe
- ホームページ:https://www.facebook.com/clinica.peruanosuiza/
- 概要:ICU設備のある総合病院で、24時間救急、国内外への患者空輸搬送サービスを行っています。スペイン語の他、英語での診療が可能です。
- Clínica Peruano Suiza en Urubamba(ぺルアノ・スイサ・クリニック ウルバンバ):私立総合病院
- 所在地:Av. Ferrocarril S/N, Urubamba(BCP支店銀行の隣)
- 電話:944-069-009
- 概要:クスコからマチュピチュへの途上に位置する、ウルバンバにある分院で、簡易な検査設備や治療器機を備えています。重症の場合は、病院所有の救急車でクスコの本院への搬送を行っています。
9 その他の詳細情報入手先
- 大使館ホームページ:在ペルー日本国大使館
10 一口メモ(もしもの時のスペイン語)
「世界の医療事情」冒頭ページの一口メモ(西語)を参照願います。