世界の医療事情

ブラジル

2022年10月

1. 国名・都市名(国際電話番号)

 ブラジル連邦共和国(ブラジリア、ベレン、レシフェ、マナウス、リオデジャネイロ)(国際電話国番号55)

2. 公館の住所・電話番号

◎ 在ブラジル日本国大使館(毎週土日休館)
住所:Embaixada do Japão no Brasil, SES Quadra 811, Lote 39, 70425-900, Brasília-DF, Brasil
電話:(61)3442-4200、Fax:(61)3242-0738
ホームページ:https://www.br.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html別ウィンドウで開く
○ 在ベレン領事事務所 (毎週土日休館)
住所:Consulado do Japão em Belém, Avenida Magalhães Barata, 651, Edifício Belém Office Center, 7º andar, Bairro São Braz, 66060-281, Belém, Pará
電話:(91)3249-3344、Fax:(91)3249-1016
ホームページ:https://www.belem.br.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html別ウィンドウで開く
○ 在レシフェ日本国総領事館 (毎週土日休館)
住所:Consulado Geral do Japão no Recife, Av.Eng.Domingos Ferreira, 1097-7º andar, Boa Viagem, 51011-051, Recife-PE
電話:(81)3049-8300
ホームページ:https://www.recife.br.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html別ウィンドウで開く
○ 在マナウス日本国総領事館 (毎週土日休館)
住所:Consulado Geral do Japão em Manaus, Rua Fortaleza 416, Adrianópolis, 69057-080, Manaus-AM
電話:(92)3232-2000、Fax:(92)3232-6073
ホームページ:https://www.manaus.br.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html別ウィンドウで開く
○ 在リオデジャネイロ日本国総領事館 (毎週土日休館)
住所:Consulado Geral do Japão no Rio de Janeiro,Praia do Flamengo, 200-10º andar, Flamengo, 22210-901, Rio de Janeiro, RJ
電話:(21)3461-9595、Fax:(21)3235-2241
ホームページ:https://www.rio.br.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html 別ウィンドウで開く

※土日以外の休館日は暦年ごとにホームページにて案内していますので、ご覧ください。

4. 衛生・医療事情一般

 ブラジルは赤道から南緯33度までの広い国土(日本の約23倍)を持っています。気候も熱帯雨林気候から亜熱帯気候まで幅広く、1年は概ね乾季と雨季に分かれますが、その時期は地域により異なります。感染症の流行や医療水準も地域によって大きく違います。

 公立病院の医療費はブラジル人のみならず、外国人に対しても無料ですが、待ち時間が長く、設備や衛生面で満足な医療を受けるのは困難です。在留邦人は設備やサービスの整った私立病院を利用するのが一般的です。公立および私立の総合病院には、24時間対応の救急外来があります。眼科は独立した病院になっていることが多いです。

 国内には各種の民間医療保険会社があり、加入している保険次第で適用可能な病院や医師が異なります。一方、それらの保険に加入していない外国人はどこの私立病院や医師にもかかることができますが、医療費は高額となりますので渡航前に必ず海外旅行傷害保険に加入されることをお勧めします。診察・検査・薬局などそれぞれ個別に支払いが必要です。病院への支払いは現金・小切手・クレジットカードで行われますが、医師に直接支払う経費(診察料・手術料・麻酔費など)については、主に現金または小切手による支払いのみとなり、カードでの支払いはできない場合が多いです。ブラジル国内の銀行口座を有している方は電子送金などが利用できる場合もあります。

 また、私立のクリニック(個人開業医)は予約制です。予約の際、日本語や英語にはほとんど対応しておりませんので、ポルトガル語通訳等が必要です。

 当地は医薬分業であり、薬については市中の薬局へ行き購入することになります。24時間営業の薬局もあります。なお、抗生物質と向精神薬は医師の処方箋がないと購入できません。

5. かかり易い病気・怪我

(1)デング熱:

 蚊の媒介で発症するウイルス感染症です。例年雨季の後半に当地でも流行します。潜伏期間は3~14日で、突然の高熱・頭痛・眼の奥の痛み・関節痛が1週間ほど続きます。遅れて発疹も見られます。特別な治療薬はありませんので、蚊に刺されないことが大切です。一部で出血傾向を伴うなど重症化することがありますので、高熱・関節痛が2日以上続く場合や血が止まりにくいなどの症状を有する時は病院受診が必要です。

(2)チクングニア熱:

 蚊の媒介で発症するウイルス感染症です。ブラジルでは2014年8月に国内初感染例が確認され、現在では国内全体で毎年感染例が発生しています。潜伏期間は3~7日で、発熱、関節痛等がみられます。予防接種や治療薬はありませんので、蚊に刺されないことが大切です。

(3)ジカウイルス感染症:

 蚊の媒介で発症するウイルス感染症です。2015年5月にブラジル国内での感染例が初めて確認されました。潜伏期間は2~12日で、軽度の発熱、発疹、結膜炎、疲労感、筋肉痛、関節痛等を起こしますが、通常は重症化せず死亡することは稀です。感染しても約8割が不顕性感染(症状が出ない)と言われています。予防接種や治療薬はありませんので、蚊に刺されないことが大切です。妊娠中にジカウイルスに感染すると、胎児に小頭症等の先天性障害を来すことがあります。妊婦および妊娠の可能性がある場合には、流行地への渡航を控えるよう勧告が出されています。また、蚊による媒介の他に性行為による感染経路があり、流行地からの帰国後も特別な注意が必要です。

(4)感染性胃腸炎:

 ウイルス・細菌・原虫などに汚染された食べ物や水・氷から感染し、下痢・腹痛・嘔吐・発熱などの症状を呈します。主に脱水に対する対症療法を行いますが、症状が強い時は医療機関受診が必要です。

(5)寄生虫症:

 多種の寄生虫感染症があります。医師によっては、消化器症状の患者にすぐに駆虫薬を処方することありますが、きちんと診断を受けた上で治療を受けることを勧めます。生野菜などは注意が必要です。

(6)有毒性生物:

 蛇・サソリ・くも・毛虫などの有毒性生物による咬・刺傷事例は多く、死者も出ています。郊外でのリクレーションや野外活動では、長袖・長ズボンを着用し、藪などには近づかない方が良いでしょう。刺咬傷を受けた場合は、直ちに医療機関を受診してください。

(7)マラリア:

 ブラジル北部7州(アマゾニア地域)と周辺のマラニョン及びマットグロッソ州の9州が流行地域です。マラリア原虫に感染した蚊(ハマダラカ:夜行性)に刺されて感染します。潜伏期間は三日熱マラリアの場合、おおよそ12日~17日(またはそれ以上)、熱帯熱マラリア(重症化するタイプ)の場合、おおよそ7日~14日です。潜伏期を経て、高熱、頭痛等で発症します。予防は夜間蚊に刺されないことです。流行地域で蚊に刺され高熱が出た場合は、速やかに医療機関を受診してください。なお、基本的には抗マラリア予防薬の内服は不要です。

(8)黄熱:

 2017年に、トカンチンス州、連邦区、マットグロッソ州、ミナスジェライス州、リオデジャネイロ州、エスピリトサント州のうちこれまで黄熱病のリスクが低いとみなされていた地域でも多数の感染が発生しました。ワクチン未接種の外国人観光客の感染も報告されています。2020年よりブラジル保健省はブラジル全土をワクチン接種推奨地域としています。黄熱は潜伏期間(3~6日)の後に高熱や筋肉痛で発症し、さらに黄疸や出血傾向など重症化した場合の致死率は20~50%とされています。感染した際の高い致死率を考慮すると感染予防のためワクチン接種を強く推奨します。日本国内での黄熱ワクチン接種は予約制ですので十分な余裕を持って関係機関に相談する必要があります。

(9)急性肝炎:

 食べ物や水・氷から感染するA型肝炎(潜伏期間1~2ヶ月)と血液や体液から感染するB型肝炎(潜伏期間1~6ヶ月)などがあり、発熱・全身倦怠感・食欲不振などの症状と黄疸が表れます。A・B型肝炎ともに予防接種があります。

(10)狂犬病:

 狂犬病ウイルスに感染している哺乳動物(犬や猫など)やコウモリに咬まれて発症します。潜伏期間は一般的には1~3ヶ月ですが、1週間未満から1年以上と幅があります。発熱、頭痛、倦怠感などの感冒様症状で発症し、咬まれた部位の痛みや知覚異常も伴います。その後、中枢神経症状や筋肉の痙攣を来たし、死亡します。有効な治療薬はありません。咬傷後すぐに予防接種を受けること(暴露後接種)が重要ですので、狂犬病が疑われる動物に咬まれた時は、すぐに傷を流水と石鹸で洗い医療機関を受診してください。

(11)シャーガス病:

 吸血昆虫のサシガメが媒介する感染症です。潜伏期間(1~2週)の後に発熱や発疹で発症します。初期に治療しないと10~20年後に心臓病などを起こすことがあります。サシガメは、日中は地方の人家の土壁の割れ目などに生息し、夜間に人家内に出没し睡眠中のヒトに吸血行動をとります。なお、近年は経口感染(サシガメの糞に汚染されたフルーツジュースなどを摂取することで感染)が主体となっています。パラー州を中心として、不衛生なアサイー食品からの感染例が多いので注意が必要です。

(12)リーシュマニア症:

 リーシュマニア原虫に感染したメスのサシチョウバエ(蚊をさらに小さくしたような外見です)に吸血されることにより感染します。発熱や貧血で発症する内臓リーシュマニア(潜伏期間2週間~1年)と皮膚や粘膜に潰瘍を起こす皮膚・粘膜リーシュマニア(潜伏期間1~4週間)があります。薬物療法が必要です。森林でサシチョウバエに刺されないよう注意ください。

(13)マンソン住血吸虫症:

 巻き貝が生息する淡水に入った際に、皮膚から感染します。ブラジルでの慢性肝臓病の原因の一つになっています。

(14)HIV/AIDS:

 ヒト免疫不全ウイルス(HIV)に感染した血液や精液などから感染します。輸血など血液製剤による感染は減少し、性交渉での感染が増えています。不特定多数の性交渉を避け、コンドーム使用などで予防してください。また、注射器の使いまわしによる汚染血液が原因の感染も起こりえますので、ご注意ください。

6. 健康上心がける事

(1)都市部の水道水でさえ安全ではありません。きちんと管理された浄水器の水またはミネラルウオーターを飲んでください。種々の経口感染症の予防のためには、火の通ったものを食べてください。また、手洗いとうがいを励行してください。

(2)暑さや乾燥のため熱中症や脱水症を起こしやすいので、こまめに塩分や糖分を含む水分補給してください。日中は紫外線が強いので、サングラスや日焼け止めクリームの使用をお勧めします。

(3)昆虫や動物を介して感染する熱帯感染症が多いため、昆虫に刺されないように防虫対策(長袖・長ズボン・虫除け剤の使用)、野菜・果物をよく洗って食べる、ネズミなどが居そうな場所には近づかないなどの注意が必要です。

(4)有害動物による被害は全国で発生しており、蛇(特に北部と中西部)、蜘蛛(特に南部)、サソリ(特に北東部や南東部及び連邦区)などによる刺咬傷にご注意ください。

(5)タパジョス川(アマゾン川支流)のイタイツーバより上流には、金採掘時に精錬用に使われた水銀に汚染された地域があります。2000年頃、水銀中毒患者の発生がありました。

(6)道路の未整備や乱暴な運転により、交通事故が多発しています。

7. 予防接種

 現地のワクチン接種医療機関等についてはこちら(PDF)別ウィンドウで開く

※狂犬病ワクチン(咬傷後のみ対応)および経口ポリオは、各地の保健所にて受け付けています。

(1)赴任者に必要な予防接種(成人・小児)

 日本から入国する際に、義務づけられている予防接種はありませんが、成人では、黄熱・A型肝炎・B型肝炎・破傷風の予防接種をお勧めします。小児では、本邦で受けられる定期接種と任意接種のワクチンに加えて、黄熱・A型肝炎の接種をお勧めします。なお、黄熱ワクチンは汚染地域に旅行する10日前までに接種する必要があります(生涯有効)。

○黄熱予防接種について(5.(8)黄熱の項も参照)

 当地では、私立ワクチン接種機関(有料)および各地の保健所(無料)で黄熱ワクチンの接種が可能です。ただし、国際予防接種証明書(イエローカード)を取得するにはオンライン申請が必要となります。

イエローカードの申請先:https://www.gov.br/pt-br/servicos/obter-o-certificado-internacional-de-vacinacao-e-profilaxia別ウィンドウで開く

 なお、イエローカードを所持してない場合、ブラジルから近隣諸国へ渡航出来ない場合があります。渡航先の検疫状況については、厚生労働省検疫所のホームページなども参考にされてください。

(2)現地の小児定期予防接種一覧

 私立と公立の医療機関で接種可能なワクチンの種類やメーカーに違いがあります。公立の保健所では、外国人も無料で接種できます。

  初回 2回目 3回目 4回目 5回目
BCG 出生時        
B型肝炎(2回目以降は5価ワクチンとして接種) 出生時 2ヶ月 4ヶ月 6ヶ月  
DTP(5価ワクチンとして接種) 2ヶ月 4ヶ月 6ヶ月 15ヶ月 4才
Hib(5価ワクチンとして接種) 2ヶ月 4ヶ月 6ヶ月    
ポリオ(不活化) 2ヶ月 4ヶ月 6ヶ月    
ポリオ(経口)       15ヶ月 4才
ロタウイルス 2ヶ月 4ヶ月      
髄膜炎菌性髄膜炎(C型) 3ヶ月 5ヶ月 12ヶ月    
肺炎球菌(10価) 2ヶ月 4ヶ月 12ヶ月    
黄熱 9ヶ月 4才      
MMR(麻疹・おたふく風邪・風疹) 12ヶ月 15ヶ月
MMRVとして2回目
     
 麻疹 MMRとして実施    
 おたふく風邪 同上    
 風疹 同上    
A型肝炎 15ヶ月        
水痘 15ヶ月
MMRVとして1回目
4才      
HPV(ヒトパピローマウイルス) 女子:9~14才の間に2回
男子:11〜14才の間に2回
     

(注:5価ワクチンはDTP+B型肝炎+Hib)

(3)現地校に入学・入園する際に必要な予防接種・接種証明

 予防接種記録の提出を求める学校が多いため、母子手帳やイエローカードなどは必ず持参されてください。学校により提出様式が異なりますので、詳細に関しては各学校へ直接お問い合わせください。

8. 病気になった場合(医療機関等)

 ブラジル都市部の私立病院には最新の医療機器があり、言葉の問題を除けば一般的に安心して医療を受けることができます。リオデジャネイロではほとんどの医師は英語を話します。1回あたりの診察料は病院及び医師により値段が異なります。加えて、検査をした場合や処置が行われた場合には別途料金がかかります。予約外での受診は日中でもすべて救急外来に行きます。救急外来の受付は24時間対応です。受付で順番の札をとり、看護師による簡単な問診を受けて診察を待ちます。重症度別に待ち時間が変わるトリアージシステムが徹底されています。眼科と歯科は総合病院内にはないので、専門病院を受診されてください。

◎ブラジリア

(1)Hospital DF Star
所在地:SGAS 914
電話:(61)3251-3100
概要:私立総合病院。小児科・産科・眼科を除いて全科に対応できます。ただし、婦人科疾患は悪性腫瘍のみ腫瘍内科で対応します。受付はポルトガル語のみの対応です。英語を話す医療従事者(医師を含む)もいます。
(2)Hospital Santa Luzia
所在地:SHLS 716, Conj.E
電話:(61)3445-6000
概要:私立総合病院。眼科を除いて全科に対応できます。受付はポルトガル語のみの対応です。英語を話す医師もいます。
(3)Hospital HOME
所在地:SGAS 613, Conj. C
電話:(61)3878-2878
概要:私立総合病院。小児科・産科はなし。特に整形外科、心臓血管外科、脳神経外科についてはリハビリセンターを含む専門病床を有しています。サッカーの国内リーグや国際試合の際、救急対応病院となっています。
(4)Instituto Hospital de Base IGES DF
所在地:SMHS Quadra 101, Área Especial
電話:(61)3550-8900-3(救急部)
概要:公立総合病院。主に処置を必要とする患者を診ています。神経循環器血管センターがあり救急患者を受け入れている他、交通外傷や銃傷の患者が搬送されることも多いです。電話は通じないことがあります。
(5)Hospital Regional da Asa Norte – HRAN
所在地:SMHN Quadra101, Área Especial
電話:(61)2017-1900(救急外来:内線 7215、7065)
概要:公立総合病院。小児科はなし。主に有毒性生物による刺咬傷患者や熱傷患者を診ています。渡航外来があり、各種ワクチンの接種を受けることができます(要予約::内線 7214)
(6)Dr. Sussumu Hirako
所在地:SGAS 614, ED. Vitrium, Via L2 Sul, SALA 76&78, GASTROSUL
電話:(61)3346-8288
概要:日系人医師で、専門は消化器内科・内視鏡検査です。日本語で相談が出来ます。ただし、受付はポルトガル語のみの対応です。
(7)Hospital Oftalmológico de Brasília(HOB)
所在地:SGAS 607 Bloco G, Av. L2 Sul
電話:(61)3442-4000
概要:眼科専門病院(私立)で救急外来を有しています。急患は24時間受け付けていますが、午前0時~8時の間は、医師は呼び出し制となっています。英語で対応できる受付や医師がいます。
(8)Centro Brasileiro da Visão (CBV)
所在地:L2 Sul, Quadra 613
電話:(61)3214-5000
概要:眼科専門病院(私立)で救急外来を有しています。24時間対応です。
(9)Dr. Tulio Nagae
所在地:SCN Quadra 1, Bloco C, Ed. Brasilia Trade Center, sala 902, Asa Norte
電話:(61)98435-8737
概要:日系人の歯科医です。英語が通じます。

○ベレン

(1)Hospital Amazonia
所在地:Tv. 9 de Janeiro, 1267, Belem
電話:(91)3084-5422
概要:ほぼ全科に対応可能な日系総合病院。日本語を話す医師もいます。
(2)Hospital e Pronto Socorro Municipal Mário Pinotti
所在地:Tv. 14 de Marco, 500 – Umarizal, Belém
電話:(91)3184-6343
概要:ほぼ全科に対応可能な総合病院。

○レシフェ

(1)REAL HOSPITAL PORTUGUES DE BENEFICENCIA
所在地:Av. Gov. Agamenon Magalhaes, 4760, Paissandu
電話:(81)3416-1122
概要:最先端の設備が整った私立総合病院。同敷地内に一部公立病院があります。
(2)Hospital Santa Joana
所在地:Rua Joaquim Nabuco, 200 - Gracas
電話:(81)3216-6666
概要:私立総合病院。小児科があります。
(3)HOSPITAL ESPERANCA
所在地:Rua Antonio Gomes de Freitas, 265, Ilha do Leite, Recife
電話:(81)3131-7878
概要:私立総合病院。小児科があります。
(4)Dr. Masaichi Okazaki
所在地:(Boa Viagem Medical Center内) Rua. Visconde de Jequitinhonha, 1144, 4 andar, sala 401, Boa Viagem, Recife
電話:(81)2129-1405(直通)
概要:専門は消化器内科。内視鏡検査を行っています。日本語で相談が出来ます。

○サルバドール

(1)Hospital Alianca
所在地:Av.Juracy Magalhaes Junior, 2096, Rio Vermelho-Salvador
電話:(71)2108-5600
概要:私立総合病院。小児科があります。
(2)Hospital Português da Bahia
所在地:Av. Princesa Isabel, 914, Barra Avenida,Salvador
電話:(71)3203-5555
概要:私立総合病院。小児科はありません。
(3)Hospital da Bahia
所在地:Av.Prof. Magalhaes Neto, 1541, Pituba, Salvador
電話:(71)2109-1000
概要:私立総合病院。小児科はありません。

○マナウス

(1)Hospital Adventista de Manaus
所在地:Av. Gov. Danilo Areosa, 139, Dist. Industrial, Manaus
電話:(92)2123-1313、2123-1311
概要:私立総合病院。受付では英語や日本語は通じません。
(2)Dra. Clara F. Shirayanagi
所在地:Rua Terezina, 95, Adrianopolis/Associacao, Manaus
電話:(92)3231-2132
概要:日系人医師(呼吸器内科専門医)で日本語が少々通じます。
(3)Fundacao de Medicina Tropical do Amazonas
所在地:Av. Pedro Teixeira, 25, Dom Pedro I, Manaus
電話:(92)2127-3555
概要:公立の熱帯疾患専門病院で、マラリアの検査・治療を無料で行っています。
(4)Hospital e Pronto Socorro 28 de Agosto
所在地:Av. Mário Ypiranga 1581, Adrianópolis, Manaus
電話:(92)3643-7100
概要:公立病院としては清潔で、待ち時間も少なめです。外科、内科、整形外科の他、眼科があります。産婦人科はありません。
(5)Pronto Atendimento Unimed Manaus
所在地:Av. Constantio Nery 1678, Sao Geraldo, Manaus
電話:(92)3212-2000
概要:私立総合病院。日本語は通じません。

○リオデジャネイロ

(1)Hospital Copa D'or
所在地:Rua Figueireido Magalhães 875, Copacabana
電話:(21)2545-3600
概要:コパカバーナ海岸の近くにある重症外傷にも対応できる総合病院です。医師は英語を話します。
(2)Hospital Samaritano Botafogo
所在地:Rua Bambina, 98, Botafogo
電話:(21)3444-1000
概要:私立総合病院。医師は英語を話します。
(3)Casa de Saúde São José
所在地:Rua Macedo Sobrinho, 21-Humaitá
電話:(21)2538-7600/(21)3034-2001
概要:設備の整った私立総合病院。医師は英語を話します。
(4)Hospital Barra D'Or
所在地:Av. Ayrton Senna, 3079 - Barra da Tijuca
電話:(21)2430-3600
概要:設備の整った私立総合病院。医師は英語を話します。
(5)Hospital Quinta D'or
所在地:Rua Almirante Baltazar, 435 - São Cristovão
電話:(21)-3461-3600
概要:設備の整った私立総合病院。医師は英語を話します。

○空港クリニック(すべて24時間対応し、救急車も配備されています。)

  • ブラジリア 電話:(61)-3214-6051
  • ベレン   電話:(91)-3210-6111
  • レシフェ  電話:(81)-3322-4197
  • マナウス  電話:(92)-3652-1219
  • リオデジャネイロ
    • サントス・ドゥモン国内空港 電話:(21)-3814-7500
    • ガレオン国際空港      電話:(21)3398-4191/4192

9. その他の詳細情報入手先

(1)在ブラジル日本国大使館 ホームページ:https://www.br.emb-japan.go.jp/nihongo/index.html別ウィンドウで開く

(2)ブラジル保健省 ホームページ:https://www.gov.br/saude/pt-br/assuntos/saude-de-a-a-z別ウィンドウで開く

(3)厚生労働省検疫所 黄熱について:http://www.forth.go.jp/useful/yellowfever.html別ウィンドウで開く

10.一口メモ(もしもの時のポルトガル語)

 「世界の医療事情」冒頭ページの一口メモ(ポルトガル語)を参照願います。

11. 新型コロナウィルス関連情報

 アルコールジェルやマスクに加えて、迅速抗原検査キット(抗原定性検査)も薬局で購入可能です。検査機関では抗原定性検査およびPCR検査を行っています。抗原定量検査は行っておりません。感染が確定した場合、症状により医師の判断で入院または自宅療養となります。各地の私立総合病院では高度な医療を受けることが可能です。

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