世界の医療事情

モルディブ

平成30年3月2日

1 国名・都市名(国際電話番号)

 モルディブ共和国(マレ市)(国際電話国番号960)

2 公館の住所・電話番号

在モルディブ日本国大使館 (毎週金土休館)
住所:Embassy of Japan in Maldives, 8th Floor, Aage Building, 12 Boduthakurufaanu Magu, Henveiru, Male, 20094, Republic of Maldives
電話:330-0087,Fax:330-0065
ホームページ:http://www.mv.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html別ウィンドウで開く

(注)金土以外の休館日は暦年ごとにホームページにて案内していますので,ご覧ください。

3 医務官駐在公館ではありません

 在スリランカ日本国大使館 医務官が担当

4 衛生・医療事情一般

 首都マレはインド洋上に位置し,気候は年間を通じて高温多湿で消化器系の感染症に注意する必要があります。飲料水は水道水を煮沸するかミネラルウォーターが勧められます。マレの医療水準は比較的良好で一般的な疾患には対処できますが,重症や難しい手術を要す場合にはバンコクやシンガポールや日本への移送も念頭に置く必要があります。なお,モルディブでは狂犬病はありません。またマラリアは根絶宣言がWHOからなされています。

 国民に対し公立病院の医療費は無料ですが,外国人は治療費の支払いに保証がない限りどの医療施設でも治療は受けられません。海外旅行傷害保険の加入をお勧めします。

5 かかり易い病気・怪我

(1)デング熱及びチクングニヤ熱

 蚊(ネッタイシマカ等)に刺されることによって感染します。約1週間の潜伏期間後,高熱,頭痛,関節痛等の症状の他肝機能低下を招くこともあります。稀に,デング熱はデング出血熱と呼ばれる重篤な状態になることもあります。蚊に刺されないよう虫除けスプレーや蚊取り線香や蚊帳などの対策が必要です。2015年にはデング熱の大流行がありました。

(2)肝炎(主にA型),腸チフス・パラチフス,細菌性赤痢,アメーバ赤痢等

 生水の飲用や加熱不十分な食事等から感染するリスクは常に存在します。食中毒や経口感染症予防のためよく加熱調理された食べ物を摂取することが勧められます。

(3)潜水病(減圧症)

 減圧症(げんあつしょう)は,身体の組織や体液に溶けていた気体が,環境圧の低下により体内で気化して気泡を発生し,血管を閉塞して発生する障害で,ダイビングを行い浮上の数時間以内に手足の関節部の痛み,息が詰まる,体が動かなくなるなどと言った症状を引き起こすことがあります。治療費には全身管理が必要となり治療費が高額になることもあるのでダイバー保険等に加入しておくことをお勧めします。

6 健康上心がける事

(1)高温多湿なので脱水,熱中症予防のため十分な水分補給が勧められます。

(2)ダイビング,シュノーケリング,サーフィンによる事故は少なくありません。死亡事故も発生しております。体調管理を含め十分な注意が必要です。

(3)紫外線が強いため屋外活動の際は日焼け止めの使用が勧められます。

(4)蚊が媒介する感染症が多いため,屋外・室内とも防蚊対策が重要です。

(5)高温多湿のため食品の管理に気をつけてください。

7 予防接種(ワクチン接種機関を含む)

(1)赴任者に必要な予防接種(成人,小児)

 長期滞在する場合,成人にはA型・B型肝炎,破傷風トキソイド,腸チフスワクチンの接種が勧められます。

(2)小児が現地校に入学・入園する際に必要な予防接種・接種証明

 特に必要ありません。

小児の定期予防接種
  初回 2回目 3回目
BCG 出生時    
MMR(麻疹,ムンプス,風疹) 9か月 18か月  
DPT(ジフテリア,百日咳,破傷風) 2か月 4か月 6か月
B型肝炎+ポリオ+インフルエンザ菌b型(Hib)混合 2か月 4か月 6か月

 予防接種は5価ワクチン(DPT + B型肝炎 + Hib)で行われ,このとき同時に経口ポリオワクチンが投与されます。

8 病気になった場合(医療機関等)

マレ

(1)IGMH(インディラガンディーメモリアル病院)
所在地:Kan’baa Aissarani Higun, 20-402, Male
電話:333-5335,E-mail:info@igmh.gov.mv
概要:国立総合病院です。CT,MRI,CCU,心臓カテーテル検査室,歯科などを備え,診療形態等は充実してきており邦人も受診可能です。
(2)ADK Hospital
所在地:Henveiru, Sosun Magu, Male
電話:331-3533,FAX:331-3554,E-mail:info@adkenterprises.com
概要:外国人にも対応可能な私立病院です。CT,MRI検査も可能です。歯科もあります。

バンドス島

(1)Bandos Medical Centre and Hyperbaric Treatment Centre
所在地:Bandos Island Resort
電話:+960 664-0088,FAX:+960 664-3877,E-mail:info@bandos.com.mv
概要:Bandos島リゾート内にあるモルディブ最大の潜水病(減圧症)治療施設で,マレよりスピードボートで10分です。医師が常駐しています。

9 その他の詳細情報入手先

(1)在モルディブ日本国大使館 ホームページ: http://www.mv.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html別ウィンドウで開く

(2)モルディブ保健省 ホームページ: http://www.health.gov.mv別ウィンドウで開く

10 現地語・一口メモ

 医療機関の受診は英語で問題ありません。「世界の医療事情」冒頭ページの一口メモ(もしもの時の医療英語)を参照願います。


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