ネパール
城内外務副大臣によるコイララ・ネパール首相及びパンディ・ネパール外務大臣表敬
平成27年6月25日


- ネパール復興に関する国際会議出席のためカトマンズに滞在中の城内実外務副大臣は,6月24日(水)14時25分から約30分間,マヘンドラ・バハドゥル・パンディ外務大臣(Hon. Mr. Mahendra Bahadur Pandey)への,また,15時15分から約30分間,スシル・コイララ首相(Rt. Hon. Mr. Sushil Koirala)への表敬を行いました。
- 冒頭,城内副大臣から,大地震により亡くなられた方々を始め,被災された全ての方々に対し,哀悼の意を表すとともに,日本は,地震国として,また,ネパールの真の友人として,緊急人道支援から復旧・復興まで切れ目のない支援を,総力をあげて行う旨表明しました。
- さらに,城内副大臣から,今般の震災によって,民主主義定着に向けた努力が妨げられてはならないことを強調しつつ,先日の主要4政党間での新憲法制定に関する16項目の合意文書への署名を歓迎し,新憲法の早期制定により,ネパールが真の民主主義国として発展の道を歩むことを強く期待する旨述べました。
- これに対し,ネパール側から,今般の地震被害に対する迅速な日本の支援につき,日本政府並びに日本国民への謝意が述べられるとともに,今後復旧・復興を推し進めるため,日本の知見と技術を活用していきたいとして,日本の協力継続への期待が示されました。
- また,明年の国交樹立60周年に向けて,様々な分野で交流を活発化し,両国が享受する伝統的に友好な二国間関係を一層強化・拡大していくことで一致しました。