モルディブ共和国

令和7年7月26日
交換公文を手に持つカリール外相と生稲政務官
生稲政務官によるカリール外相表敬の様子

 7月26日、午後2時55分(現地時間同日午前10時55分)から約25分間、モルディブの独立60周年記念式典に石破茂内閣総理大臣の特使として出席するため、モルディブの首都マレを訪問中の生稲晃子外務大臣政務官は、アブドゥッラ・カリール・モルディブ共和国外務大臣(H.E. Dr. Abdulla Khaleel, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Maldives) を表敬したところ、概要は以下のとおりです。

 今回の表敬後、無償資金協力「マレ島における災害に対する強靱性向上計画」に関する交換公文への署名が行われました。また、同日の大統領表敬後、カリール外務大臣主催による昼食会が行われました。

  1. 冒頭、生稲政務官から、モルディブの独立60周年に対する祝意を述べるとともに、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の実現に向けた重要なパートナーであるモルディブと様々な分野で今後も協力を深めていきたい旨述べました。
  2. カリール外相から、これまでの日本の支援に謝意が述べられるとともに、交換公文への署名を歓迎しつつ、防災や安全保障分野などで引き続き緊密に連携していきたい旨述べました。これに対し、生稲政務官から、今後も両国間の協力を通じてモルディブが直面する課題の解決に貢献していきたい旨述べました。
  3. 両者は、地域情勢についても意見交換するとともに、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」に基づき、南アジア地域全体の包括的な安定と繁栄の実現に向けて両国で引き続き連携していくことで一致しました。

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