インド
上川外務大臣及び木原防衛大臣によるモディ・インド首相表敬
令和6年8月19日
現地時間8月19日午後18時30分(日本時間同日午後22時00分)から約65分間、第3回日印外務・防衛閣僚会合に出席するためインド・デリーを訪問中の上川陽子外務大臣は、木原稔防衛大臣と共に、ジャイシャンカル・インド外務大臣、ラージナート・シン・インド国防大臣同席の下、ナレンドラ・モディ・インド首相(H.E. Mr. Narendra Modi, Prime Minister of India)を表敬したところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、モディ首相から、第3回日印外務・防衛閣僚会合の開催を歓迎するとともに、重要なパートナーである日本との安保・防衛協力の強化の重要性について発言がありました。
これに対して、上川大臣から、日印両国は、インド太平洋地域、更には国際社会の平和と繁栄に大きな責任を負っている旨述べた上で、日印で国際社会の諸課題への新たな解決策を「共創」していきたい旨述べました。木原大臣から、日印間の安全保障協力が着実に進展していることは、その重要性についての認識が両国で一致している証左であるとし、モディ首相に引き続きの協力を求めました。 - 上川大臣から、国際社会に日印両国が共に貢献していく上でも、10年目を迎えた「日印特別戦略的グローバル・パートナーシップ」の更なる強化が不可欠であり、安全保障分野の協力は重要な柱である旨述べるとともに、経済・開発協力や人的交流についても発展させていきたい旨述べました。木原大臣から、共同訓練の継続的な実施や防衛装備・技術協力等の安全保障・防衛協力を二国間で進展させていくことの重要性について述べました。
モディ首相からは、技術協力、防衛産業、半導体における日印協力の可能性につき言及した上で、地域の平和と安定のために日本との「特別戦略的グローバル・パートナーシップ」を更に強化したい旨発言がありました。