バングラデシュ人民共和国
日・バングラデシュ外相会談
平成29年9月18日
第 72 回国連総会出席のためニューヨークを訪問中の河野太郎外務大臣は, 18 日 (月曜日)11時40分(現地時間)から約30分間,アブル・ハッサン・マームード・アリ・バングラデシュ外務大臣(H.E.Mr.Abul Hassan.MahmoodAli,ForeignMinister of the People's Republic of Bangladesh)と会談しました。
1 冒頭,河野大臣から,豪雨災害の被災者への見舞いと,ダッカ襲撃テロ事件に際するバングラデシュ政府の協力に感謝する旨述べるとともに,バングラデシュに流入している避難民に対するバングラデシュ政府による支援を評価する旨述べました。
2 また,河野大臣から,日本は避難民への具体的支援策を検討中である旨伝えるとともに,日本政府がミャンマー政府に引き続き治安の回復,人道アクセスの確保等を求めていく旨説明しました。これに対し,アリ外務大臣から,避難民に関する説明がなされるとともに,日本からの支援に謝意が表明されました。
3 さらに,河野大臣から,北朝鮮情勢について,新たな段階の圧力をかけ,北朝鮮の政策を変えさせる必要があることなどを説明し,バングラデシュの協力を求めたところ,アリ外務大臣から協力したい旨発言がありました。
4 最後に河野大臣からバングラデシュに在住する邦人の安全確保を求めたところ,アリ大臣から,引き続き邦人の安全確保に万全を期す旨発言がありました。