バングラデシュ人民共和国

日・バングラデシュ首脳会談

平成28年7月15日

英語版 (English)

 第11回アジア欧州会合(ASEM)首脳会合出席のためモンゴルを訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,15日(金曜日)11時40分(現地時間)から約20分間,シェイク・ハシナ・バングラデシュ首相(H.E. Sheikh Hasina, Prime Minister of the People's Republic of Bangladesh)と会談しました。概要は以下のとおりです。

1 安倍総理から,冒頭以下のとおり述べました。

(1)ダッカ襲撃テロ事件で尊い人命が多数奪われたことは遺憾。テロはいかなる理由でも決して許されるものではなく,断固として非難する。亡くなられたバングラデシュの方に改めてお悔やみ申し上げるとともに,バングラデシュへの強い連帯の意を表明する。

(2)今次ASEM首脳会合においても,「テロを絶対許さない」という国際社会の明確なメッセージを発信したい。

(3)日本人の犠牲者は全て援助関係者であり,痛恨の極み。我が国は今回の犠牲者の志を受け継ぎ,バングラデシュに対するODAを今後も継続する。徹底した真相の究明,関連情報の共有,犯人の厳正な処罰を求めたい。在留邦人・渡航者の安全確保の徹底,再発防止に全面的な協力を得たい。

(4)邦人進出や投資政策に与える影響を最小化するため,援助関係者をはじめとする邦人の安全確保の徹底が必要。我が国でも,外務大臣の下,「国際協力事業安全対策会議」において検討を開始した。ハシナ首相の協力を得たい。

(5)本日,ニースにおいてテロと疑われる事件が発生し,ダッカ襲撃テロ事件でもイタリア人が亡くなっており,アジアと欧州がテロに対して一致して取り組む必要がある。

2 これを受けて,ハシナ首相から,以下の発言がありました。

(1)今般のダッカにおけるテロ事件に深いショックと悲しみを覚える。7名の邦人の方が犠牲なったことに対し,安倍総理,日本国民,御遺族に心からお悔やみを申し上げる。

(2)今般の邦人犠牲者は,バングラデシュの開発と発展に尽くしていた方であり,大きな悲しみ。テロリストはテロリストであり,国境も宗教もない。今回のASEM首脳会合でテロを許さないという強いメッセージを出すべきである。安倍総理のASEM首脳会合でのスピーチは力強いメッセージであった。

(3)安倍総理が,今回の事件の直後に,ODAを今後も継続するとの勇敢な決断を表明されたことに敬意を表する。既に自分から直接法執行機関及び軍の双方に,邦人を含む外国人の安全確保にあらゆる措置をとるよう指示をしている。法執行機関のみならず,国民が一体となって対応している。

(4)今次テロの実行犯は殺害されたが,支援者,資金,武器供与,訓練を含む根本原因の捜査を行っており,すべてのテロに関する情報を日本と共有したい。

(5)テロ対策,邦人の安全確保のため,日本と全面的に協力して行きたい。


このページのトップへ戻る
バングラデシュ人民共和国へ戻る