フィリピン共和国
日・フィリピン外相会談
令和6年11月26日
現地時間11月26日午後3時20分(日本時間11月26日午後11時20分)から約20分間、G7外相会合出席のためイタリア・フィウッジを訪問中の岩屋毅外務大臣は、エンリケ・マナロ・フィリピン共和国外務大臣(Hon. Enrique A. Manalo, Secretary for Foreign Affairs of the Republic of the Philippines)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岩屋大臣から、同志国連携の場であるG7へのフィリピンの初参加は画期的であり歓迎する旨述べました。これに対し、マナロ外相は、緊密に協力していきたい旨応じました。その上で、両大臣は、基本的な価値や原則を共有する両国が、南シナ海問題を含む地域・国際社会の諸課題への対応や紛争の平和的解決に向けて連携していくことを確認しました。
- 岩屋大臣から、連結性向上やオープンRANの推進といった経済的強靭性に資する協力が進んでいることを歓迎すると述べ、これに対し、マナロ外相からも、こうした日本の支援に対する謝意が述べられました。
- 両大臣は、南シナ海情勢や今後の安全保障分野での協力についても意見交換を行いました。両外相は、両国間で安全保障協力が具体的に進展していることを確認した上で、来月、日・米・フィリピン海洋協議の初会合を日本で開催することを歓迎しました。