岸田外務大臣

平成26年4月11日
 本11日(金曜日)午後4時10分頃から約20分間、岸田文雄外務大臣は、軍縮・不拡散イニシアティブ(NPDI)広島外相会合出席のため訪日中のマルティ・ナタレガワ・インドネシア外務大臣(H.E. Dr. Marty Natalegawa, Minister of Foreign Affairs, Indonesia)との間で会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

1.二国間関係

(1)岸田大臣から、広島訪問への歓迎の意と共に、マルティ大臣とは今年3度目の会談となり、頻繁な意思疎通を継続できていることは喜ばしく、今後も両国の「戦略的パートナーシップ」を一層強化したい旨述べました。これに対し、マルティ大臣より、広島への招待に対する謝辞と共に、今後も両国の戦略的パートナーシップを一層深めていきたい旨の発言がありました。
(2)岸田大臣から、日本は防衛装備移転三原則の策定等「積極的平和主義」の取組を着実に進めていることを説明しました。また両大臣は、両国間の外務・防衛担当閣僚協議の重要性とその早期開催を目指すことを改めて確認しました。

2.地域における協力、グローバルな課題等

(1)両大臣は、二国間の戦略的パートナーシップの強化とともに、日ASEAN、ASEAN地域フォーラム(ARF)、東アジア首脳会議(EAS)等の国際的枠組みにおいても対話・連携を強化していくことを確認しました。
(2)また、マルティ大臣から、ウォール・ストリート・ジャーナル紙アジア版に掲載された「核のない世界」に向けた日本の貢献についての岸田大臣の寄稿を読み感銘を受けたとの発言がありました。そして、両大臣は、今次NPDI会合、9月のCTBTフレンズ会合等において緊密に協力していくことで一致しました。

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