岸田外務大臣

岸田外務大臣のインドネシア訪問(概要)

平成26年8月12日

英語版 (English)

  • ジョコ次期大統領への表敬
  • 日インドネシア外相会談
 8月11日(月曜日)から12日(火曜日)にかけ、岸田文雄外務大臣はインドネシア共和国を訪問し、本年7月に行われた大統領選挙で当選したジョコ・ウィドド次期大統領への表敬、マルティ・ナタレガワ大臣との外相会談等を行いました。同訪問の概要は以下のとおりです。

1 ジョコ次期大統領への表敬(12日午前)

(1) 岸田大臣は、本年7月のジョコ次期大統領の当選後、日本政府要人として初めて会談を行いました。岸田大臣は、安倍総理からジョコ次期大統領宛の親書を手交し、当選への祝意と、ジョコ次期大統領と緊密に協力して日・インドネシア関係を一層深化させていきたいとの安倍総理のメッセージを伝達しました。

(2) また、岸田大臣から、日本とインドネシアは基本的価値観を共有し、共通の利益を有する「戦略的パートナー」であり、今後もかかるパートナーシップを一層深めていきたい旨述べたのに対し、ジョコ次期大統領から賛意が示され、次期政権下でも、日本とインドネシアの「戦略的パートナーシップ」を一層強化していくことで一致しました。特に、岸田大臣から、海洋国家としての発展を目指すジョコ次期大統領の考えを踏まえ、海洋国家同士、海洋分野での連携・協力を深めていくことを提案したことにつき、ジョコ次期大統領から賛意が示されました。

(3) 岸田大臣とジョコ次期大統領は、相互互恵関係に基づく経済分野の協力の強化を確認し、ジョコ次期大統領からは、日本からの投資に対する強い期待感が示されました。また、地域の平和と繁栄に向けた協力について、岸田大臣から日本の積極的平和主義につき説明を行いました。

(4) これらを通じ、日本とインドネシアの協力の今後の基本的な方向性につき、認識を共有しました。

2 日インドネシア外相会談(12日午後)

(1) 岸田大臣は、マルティ外相との間で、二国間関係及び地域・国際情勢の幅広い議題につき意見交換を行いました。岸田大臣は、今般のインドネシアの一連の選挙が成功裡に実施されたことにつき、ユドヨノ大統領の民主化促進に向けた尽力の成果であるとして祝意を伝える、安倍総理からユドヨノ大統領宛の親書を渡しました。また、両大臣は、日本とインドネシアの「戦略的パートナーシップ」を一層強化し、地域と世界の問題に共に取り組んでいくことにつき一致しました。

(2) 政治・安全保障分野では、岸田大臣から、地域の安定と繁栄のためにインドネシアが果たしている積極的な役割を高く評価している旨伝えるとともに、日本の「積極的平和主義」の取組と、その一環としての安保法制整備の基本方針の閣議決定につき説明しました。マルティ大臣からは、日本の積極的平和主義に対する支持が改めて示されました。経済分野では、岸田大臣から、ジャカルタ首都圏のインフラ整備への協力などを通じて互恵的な経済関係を一層発展させたい旨述べ、両大臣は、相互互恵的な関係の一層の発展につき一致するとともに、新鉱業法等の懸案については互恵関係全体を踏まえ解決することで一致しました。

(3) 地域情勢については、両大臣は、ミャンマーでのASEAN関連外相会議の成果を踏まえ、南シナ海を巡る情勢等につき意見交換を行いました。岸田大臣からは、ASEAN一体となった取組への支持を伝達しました。また、両大臣は、EASの強化や、中東情勢、軍縮・不拡散、国連改革等の国際情勢についても意見交換を行い、今後も協力を深めていくことを確認しました。

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