ベトナム社会主義共和国

令和6年4月2日
会談を前に、マイ共産党書記局常務と握手をする岸田総理大臣 表敬を受ける岸田総理 (写真提供:内閣広報室)
岸田総理大臣とマイ共産党書記局常務の会談の様子 表敬を受ける岸田総理 (写真提供:内閣広報室)

 4月2日、午後4時55分から約15分間、岸田文雄内閣総理大臣は、訪日中のチュオン・ティ・マイ・ベトナム共産党書記局常務・党中央組織委員長・越日友好議員連盟会長(Ms. Truong Thi Mai, Permanent member of Party Central Committee's Secretariat, Head of Party Central Committee's Organization Commission and Chairperson of the Viet Nam - Japan Parliamentary Friendship Association)による表敬を受けたところ、概要以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、マイ会長に再会できたことを嬉しく思う、昨年 11月に格上げされた「アジアと世界における平和と繁栄のための包括的戦略的パートナーシップ」の下、今後もベトナムとの協力関係を深めていきたい、特に、昨年首脳間で合意された今後の協力の具体化に向け連携していきたい旨述べました。これに対し、マイ会長は、ベトナムにとって、日本は最も重要なパートナーである、これまでの日本の支援に感謝する、新しいパートナーシップの下で両国関係の更なる発展のために尽力していきたい旨述べました。
  2. 岸田総理大臣から、現在実施されている民間投資及びODA案件の円滑な実施に向けて協力を強化していきたい旨述べました。これに対し、マイ会長は、新しい分野も含め、両国間の経済関係の強化に貢献していきたい旨述べました。
  3. 両者は、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の実現に向け、地域・国際場裡においても協力していくことで一致しました。

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