ベトナム社会主義共和国
チン越日友好議員連盟会長による安倍総理大臣表敬
平成29年8月29日
本29日午後2時45分から約25分間,安倍晋三内閣総理大臣は,訪日中のファム・ミン・チン・越日友好議員連盟会長(H.E. Mr. Pham Minh Chinh, President of the Viet Nam – Japan Parliamentary Friendship Association)による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
1 安倍総理大臣から,本年1月以来の再会を喜ばしく思う,両国の活発な議員間交流を通じ,日越関係の一層の発展に貢献していただきたい,また,チン会長が推進されている,政治・行政改革の成功に向けて,日本も積極的に協力していきたい旨,述べました。これに対し,チン会長から,本日お会いできたことを非常に嬉しく思う,今次訪問は「広範な戦略的パートナーシップ(PDF)」の下,両首脳間の合意を具体化すべく行っており,政治,行政改革やインフラ整備,人材育成等引き続き御支援願いたい,引き続き,両国の連携を強化させていきたい旨,述べました。
2 安倍総理大臣から,今朝,北朝鮮は我が国の上空を通過する弾道ミサイルを発射した,これまでにない重大な脅威であり,国際社会と連携して北朝鮮に対する圧力を強化する必要がある,拉致問題の早期解決も含めベトナムの協力を得たい旨,述べました。これに対してチン会長から,ベトナムは朝鮮半島の非核化を支持しており,国連憲章,安保理諸決議に反する行為を強く非難する,また,国連安保理決議(PDF)
を厳格に遵守するよう各国に働きかけており,地域の非核化に向けて引き続き連携したい,更に拉致問題についても反対であり,ベトナムとして最大限協力したい旨,述べました。