ベトナム社会主義共和国
安倍昭恵総理大臣夫人とチャン・グエット・トゥー・ベトナム首相夫人との懇談

8日(月曜日),安倍昭恵総理大臣夫人は,訪日中のチャン・グエット・トゥー・ベトナム社会主義共和国首相夫人(Ms. Tran Nguyet Thu,spouse of the Prime Minister of the Socialist Republic of Viet Nam)と懇談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
冒頭,両夫人は,昨年6月以来となる再会を喜び,安倍総理夫人からフック首相とトゥー夫人の訪日を歓迎しました。
安倍総理夫人は,先般のクアン国家主席の逝去の報に際し,心からのお悔やみを述べました。
また,昨年2月の天皇皇后両陛下のベトナム御訪問や同年1月の安倍総理夫妻のベトナム訪問時におけるベトナムのあたたかい歓待に対し,改めて謝意を示しました。
トゥー夫人からは,今回の訪日に際し,歓迎に謝意が示されるとともに,先般の日本における台風などの災害に対しお見舞いの意が示され,ベトナムにとって日本は信頼できるパートナーであり,質の高い日本の技術など,学ぶことが多くある旨発言がありました。
また,安倍総理夫人は,日・ベトナム外交関係樹立45周年の節目を迎え,昨年から両国間の要人往来が活発であり,日越関係が大変良好に進展していることを喜ばしく思う。また,多くの45周年記念事業が実施されることを通じ,国民間での文化交流がますます活発になることを期待する,さらに,昨今,多くのベトナム人の若者が日本に留学する状況を踏まえ,両国の未来を担う優秀な人材が,日本とベトナムの架け橋となることを強く期待する。今回の日本訪問を通じ,日本の理解を深め,訪問が実り多いものとなるよう祈念する旨述べました。
両夫人は今回の訪問を機に,本年の日・ベトナム外交関係樹立45周年という節目をふまえ,今後も日本・ベトナム関係のさらなる友好親善関係が深まることを期待する旨述べるとともに,日本文化等について,終始和やかな雰囲気の中,懇談を行いました。