ミャンマー連邦共和国

平成29年12月1日
表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)
表敬を受ける安倍総理大臣
(写真提供:内閣広報室)

 本1日午後3時10分頃から約20分間,安倍晋三内閣総理大臣は,衆議院の招待により訪日中の,ウィン・ミン・ミャンマー連邦共和国下院議長(Rt. Hon. U Win Myint, Speaker of the Pyithu Hluttaw, Republic of the Union of Myanmar)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

1 冒頭,安倍総理大臣から,初訪日を歓迎する,ミャンマーの民主化が進展し,成果を出しつつあることに敬意を表するとともに,ミャンマーの民主化及び経済発展のため,引き続き協力していく旨述べました。

2 続いて,安倍総理大臣から,日本政府はヤンゴン開発,運輸,電力を中心に協力を加速していく,先月,アウン・サン・スー・チー国家最高顧問に対し,1,250億円の支援を表明した,避難民帰還を含め,ラカイン州の状況改善のための努力を,最大限後押しする用意がある,笹川陽平ミャンマー国民和解担当政府代表と共に,少数民族和平の進展を引き続き促進したい旨述べました。

3 これに対し,ウィン・ミン議長から,ミャンマーの民主化,国民和解・和平及び社会経済発展のための日本の支援に謝意が示され,今後とも,両国の政府,議会,国民の間での友好・協力関係を更に発展させていきたいとの発言がありました。

4 また,安倍総理大臣からウィン・ミン議長に対し,北朝鮮によるICBM級のミサイル発射を我が国は容認できず,国連安保理決議の完全な履行のための協力を要請したところ,ウィン・ミン議長から,ミャンマーは核不拡散・廃絶の重要性を理解し,国連安保理決議の遵守に協力しており,今後とも地域の平和と安定に貢献したいとの発言がありました。


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