カンボジア王国
日・カンボジア首脳会談
令和4年9月28日
(写真提供:内閣広報室)
(写真提供:内閣広報室)
9月28日、午前9時00分から約20分間、岸田文雄内閣総理大臣は、訪日中のフン・セン・カンボジア王国首相(Samdech Akka Moha Sena Padei Techo HUN SEN, Prime Minister of the Kingdom of Cambodia)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岸田総理大臣から、フン・セン首相に対し、故安倍晋三国葬儀参列のための訪日に謝意を表明し、両国関係を更に発展させていくために緊密に協力していきたい旨述べました。これに対し、フン・セン首相は、安倍元総理大臣は、日本人、カンボジア人、世界の人々のために貢献されたと述べ、逝去に対して弔意を示すとともに、安倍元総理大臣の遺産でもある現在の良好な日・カンボジア関係を更に発展させていきたい旨述べました。
- 両首脳は、日・カンボジア関係について意見交換し、岸田総理大臣からは、安全保障分野での協力の強化や、経済関係強化に向け、日系企業による対カンボジア投資を促進していきたい旨述べました。これに対し、フン・セン首相は、これまでの日本からの様々な協力に謝意を述べ、引き続き日本と連携していきたい旨述べました。
- 岸田総理大臣は、来年の日ASEAN友好協力50周年も念頭に、本年11月のASEAN関連首脳会議に向けてカンボジアと緊密に連携していきたい旨述べました。また、両首脳は、地域情勢についても率直な意見を交わし、ウクライナ情勢、東シナ海・南シナ海、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応、ミャンマー情勢を含む地域・国際情勢への対応において一層緊密に連携していくことで一致しました。