報道発表
マクドナルド英国国際家事次席判事の訪日
令和8年11月2日
10月25日から31日まで、アリスター・マクドナルド英国(イングランド及びウェールズ)国際家事次席判事が外務省の戦略的実務者招へいにより訪日しました。マクドナルド判事は、英国の家族法及びハーグ条約の権威であり、ハーグ条約の裁判官同士の国際協力を行う「ネットワーク・ジャッジ」の一人でもあります。
- マクドナルド判事は、滞在中、最高裁判所、東京家庭裁判所、法務省、親子交流支援団体等を訪問し、日本側関係者との意見交換を行いました。
- マクドナルド判事は、27日には、外務省主催による日本の法曹関係者向けのハーグ条約セミナーで「Operating the 1980 Hague Convention in a Changing World」と題して、ハーグ条約の基本原則と、国際社会の動向や環境の変化に応じたハーグ条約のあり方や課題についての講演を行いました。このセミナーには、裁判官、日本政府関係者、ハーグ条約を研究する大学関係者、ハーグ条約事案を扱う弁護士等50名以上に加え、オンラインでも20名以上が参加し、講演後には活発な質疑応答が行われました。
- また、マクドナルド判事は、30日、同志社大学で開催されたセミナーにおいても、ハーグ条約の基本原則に関する講演を行いました。このセミナーには、同志社大学、京都大学、大阪大学、名古屋大学の法学者や法律を学ぶ学生が約50名参加しました。
- この訪日は、英国の法曹関係者の間で日本のハーグ条約実施に関する理解を深め、ハーグ条約を含む法の支配に関する日英協力を一層強化する機会となりました。
